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「ただいま〜...ってあれ、先帰ってたんだ」
『おかえり、いつもより早く帰れたから、
Aの大好きなオムライス作ったよ』
「私じゃなくて優吾の好きなものじゃん!(笑)」
『いいのいいの!気にすんな!』
もう〜なんて言いながら
大好きな彼が作ってくれた料理を食べる。
なんて幸せな時間だろう。
『明日からまた新年度始まるな〜
今年俺ら高3担当だろ?気合い入れなきゃ』
「でも私は1年生から持ち上がりできて嬉しいよ」
『あん時は俺に頼りっぱなしだったもんな(笑)』
「仕方ないじゃん、私だって新任だったもん」
『まぁ俺も満更じゃなかったし、
そのおかげでAと付き合えたわけだし』
嬉しそうに話す彼を見て、
私も思わず笑みがこぼれる
そして、会話で分かるように私も彼も
高校教師をしている。
私は新任1年目で1年生の担任をさせてもらって、
そのときに同じクラスの副担任だった優吾に
助けてもらいっぱなしで。
私は今25歳で今年で3年目、
対して優吾は27歳で今年で5年目。
教師歴も年齢も上の優吾は
私には魅力的でしかなかった。
クラス経営とか色んなことを相談して
ご飯とかたくさん行くうちに互いに惹かれ合って、
去年の春優吾から告白してくれて、
ついこの間、付き合って1年を迎えた。
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作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時