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そんな様子の先生と数秒間見つめあう
永遠にも感じられる沈黙に恐怖を覚え、口を開こうとしたけど
それは先生に遮られる
『…決めた』
「え？」
『…やめる、普通だとか普通じゃないだとか、そういう考え。
自分が抱いた感情にまっすぐに生きたい、高橋さんみたいに。』
「え、先生、…ちょ、っ」
数分前までの体勢に逆戻り
腕を引かれたのもつかの間、再び先生の身体に包まれた
さっきと違うのは私の背中にしっかり先生の腕が回されているということ
強く強く締め付けられて、少しも逃げることが許されないみたい
『…ねえ？』
「…なんですか、先生」
『もう二度と…、一生俺の前からいなくなんないで』
その言葉と同時にまた抱きしめる腕に力が込められた気がした
強く抱きしめられる分、先生の香りが鼻いっぱいに伝わってくる
あの頃と変わらない香り、ずっと憧れていた香り、ずっと触れてみたかった香り
それが今、自分の目の前にあって、
なんならその香りに身体が包まれていて
……一筋、頬を雫が伝った感覚がした
先生の服を濡らしたくなくてそっと先生の胸を押すと
抵抗せずに身体を離してくれた先生
その姿越しにもう一人の彼の姿が見える
ハッとしてすぐ樹の元へ駆け寄った
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ダイア(プロフ) - haikiさん» haikiさん、コメント有難うございます！！少しづつの更新になりますが、待っていてくださると嬉しいです、、(＾＾) (2023年2月4日 22時) (
レス) id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - ririさん» ririさん、コメント有難うございます！頑張りますー！🥲 (2023年2月4日 22時) (レス) @page24 id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
haiki(プロフ) - いま一番好きな作品です！待ってます！ (2023年2月4日 1時) (レス) @page23 id: d87bdb7959 (このIDを非表示/違反報告)
riri - このお話大好きです。更新頑張ってください！応援してます！ (2023年1月15日 10時) (レス) @page4 id: 72d1a3d1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイア
| 作成日時：2023年1月12日 15時
