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先生と解散してから、なんとなく家に戻る気にならなくて

家の近くの小さな公園で時間を潰していた



あの日に書いた作文を読み返してはため息をこぼして

あの日と変わらない自分の不甲斐なさに悔しくなる









『おね〜さんっ』



…最悪だ、酔っ払いにまで絡まれてしまう始末

ていうかもう酔っ払いが出てくる時間になってしまったことにも驚く






『ね〜え、なんで無視すんの』



え、この声……








『Aにシカトされたら生きてけないんだけど』


「…なんで樹がここにいるの?」


『それはこっちの台詞、こんな遅い時間に一人で公園にいられても困るんすけど』




“これが俺じゃなくてガチのナンパだったらどうしてんの”


って暗がりのなかでもわかるようなムスッとした表情を見せる樹に
素直に謝る

私だってこんな遅い時間になってること気づいてなかったし






「でも樹なんでこっち方面来たの?」


『んー?会いたくなったからじゃん?』


「…私に?」


『以外誰がいるとでも?』




ふはって柔らかく笑った樹がベンチに腰掛ける私の隣にくっついてくる

アルコールの影響か、触れた肩が熱を帯びていて心地よい



そのまま頭を樹の頭に預けると髪の毛をくしゃっと撫でられる






……こんな幸せを捨ててまで、

……こんな愛しい人を手離してまで、






『ん、さっきまで誰かと会ってた?』


「え、なんで、?」


『いつもと違う匂いする』











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ダイア(プロフ) - haikiさん» haikiさん、コメント有難うございます!!少しづつの更新になりますが、待っていてくださると嬉しいです、、(^^) (2023年2月4日 22時) (レス) id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - ririさん» ririさん、コメント有難うございます!頑張りますー!🥲 (2023年2月4日 22時) (レス) @page24 id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
haiki(プロフ) - いま一番好きな作品です!待ってます! (2023年2月4日 1時) (レス) @page23 id: d87bdb7959 (このIDを非表示/違反報告)
riri - このお話大好きです。更新頑張ってください!応援してます! (2023年1月15日 10時) (レス) @page4 id: 72d1a3d1f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダイア | 作成日時:2023年1月12日 15時

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