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約束の時間は17時、私の4限目の講義が終わった後
場所はあの日と同じカフェだった
『A俺今日サークルの飲み会あるわ』
「わかった、飲みすぎないでよ？」
『任せろ』
そんな会話をして樹とは大学で別れた
17時少し前、カフェ近くのコンビニのトイレに駆け込み
メイクがヨレてないか、髪型がおかしくないか、
気にする私はどんな気持ちなんだろう
もう自分でもわからなくなる
5分前に店内に入ると既に先生の姿があった
「あ…すみませんお待たせして」
『ん？まだ17時なってないんだから謝ることじゃないでしょ』
“ね？”と首を傾げる先生に小さく頷いて、前の席に腰掛ける
あの日とは違ってスーツ姿の先生
学校でもそんなに見ることがなかったからドキドキしてくる
「塾って、スーツなんですか？」
『そうそう、未だに慣れないんだよ』
ネクタイを緩める仕草に胸がキュンとなるのがわかる
恥ずかしくて、静かに視線を逸らした
これが大人の色気ってやつなんだろう
樹もまだスーツとか着ないから耐性が無さすぎて、困る
『高橋さんってほんと掴めないよね』
「…へ？」
前を向けずに俯いていたら突然先生がそんなこと言うから
慌てて顔をあげると困ったように笑う先生
『こっちもどうしたらいいかわかんなくなるから困る、(笑)』
どう言葉を返せば良いのかわからず黙り込んでいたら
タイミング良く店員さんが来てくれて
「…私、オレンジジュース、ですか？」
『うん、やだった？』
相変わらずの紅茶と、オレンジジュース
私が来る前に注文してくれていたらしく、
ストローに口をつけて火照る身体を冷やした
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ダイア(プロフ) - haikiさん» haikiさん、コメント有難うございます！！少しづつの更新になりますが、待っていてくださると嬉しいです、、(＾＾) (2023年2月4日 22時) (
レス) id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - ririさん» ririさん、コメント有難うございます！頑張りますー！🥲 (2023年2月4日 22時) (レス) @page24 id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
haiki(プロフ) - いま一番好きな作品です！待ってます！ (2023年2月4日 1時) (レス) @page23 id: d87bdb7959 (このIDを非表示/違反報告)
riri - このお話大好きです。更新頑張ってください！応援してます！ (2023年1月15日 10時) (レス) @page4 id: 72d1a3d1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイア
| 作成日時：2023年1月12日 15時
