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なんとなく気まずくて
ドレスの毛玉を取るふりをして時間を埋める
こーち先生もなにか言いたいことがあるようで、
でも言うかどうか迷っているようなそんな雰囲気があって
「…言いたいことあるなら言ってくださいよ」
『え？あぁ、いや、これ言ったらセクハラになりかねないから』
「…訴えませんから」
『そういう問題じゃ、……いや、まあいいか』
…いつだか、先生ともこんな会話をした
そんなことを思い出して、チクリと胸が痛む
『…好きな人とか、ちゃんといんの？』
あの日、あんな冷たい終わり方をしたこーち先生だったけど
あれからずっとずっと気にかけてくれていて
…卒業した今も、
あの恋に囚われていないかずっと心配してくれていたんだろう
「…ずっと回りくどい聞き方ばっかですね？
それ、セクハラですよ」
あの後から一切先生の名前を出さなくなったこーち先生
口にしたらいけないって言われているみたいで、
存在がなかったかのようにされているみたいで、
それが寂しくもあったんだけど
「付き合ってる人がいます」
『あ…そう、そうか、そっか、良かったな』
こーち先生の安堵した顔を見て微笑み返す
“好きな人”っていう言葉を使わなかったのは
なぜだか自分でもわからない
だけど、今この場でその言葉は使いたくなかった
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ダイア(プロフ) - haikiさん» haikiさん、コメント有難うございます！！少しづつの更新になりますが、待っていてくださると嬉しいです、、(＾＾) (2023年2月4日 22時) (
レス) id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - ririさん» ririさん、コメント有難うございます！頑張りますー！🥲 (2023年2月4日 22時) (レス) @page24 id: 4c79031444 (このIDを非表示/違反報告)
haiki(プロフ) - いま一番好きな作品です！待ってます！ (2023年2月4日 1時) (レス) @page23 id: d87bdb7959 (このIDを非表示/違反報告)
riri - このお話大好きです。更新頑張ってください！応援してます！ (2023年1月15日 10時) (レス) @page4 id: 72d1a3d1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイア
| 作成日時：2023年1月12日 15時
