検索窓
今日:29 hit、昨日:70 hit、合計:115,710 hit

112 ページ22




『相手いなくてもA絶対可愛いから着なよ』


「慎太郎まで馬鹿にしてる?」




いつものふざけたときに見せる変顔をしながら
そんなことを言う慎太郎は信用ならない



こんなとき、

きょもがひと言そんなことを口にしてくれたら
絶対に着ていくのに…なんて単純な私の脳内


さっきと変わらずつまんなそうにスマホをいじってるから

やっぱり興味ないんだろうなって



日によって態度が全く違うから本当によくわからない





『慎ちゃんもそう言ってるんだしさ!
私とAだけでも着ていこうよ!』


「慎太郎の言葉鵜呑みにする気?」


『慎ちゃん絶対見たら喜ぶから!ね!』



ジト目で慎太郎を見るけど相変わらずの変顔

陽菜も私を上手く誘導しようとしてるんだろうけど
その方法じゃ全く意味ないからね



だけどまあ、去年は断っちゃったわけだし



「…陽菜着付けしてくれる?」


『え!もちろん!任せて!』


「じゃあ着る」


『キャー!A大好きー!!!』




座ってた椅子から立ち上がってわざわざ抱きしめてきた陽菜

大袈裟にしか見えないけど陽菜が喜ぶなら…いいかな




大好きな陽菜だもん

私も思い切り抱きしめ返した



















113→←111



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (321 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1334人がお気に入り
設定タグ:京本大我 , 森本慎太郎 , 田中樹   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ダイア | 作成日時:2022年10月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。