dream of (ページ2)

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田中『あれ、今の一杯で一気に顔赤くなってんじゃん』

そう思った矢先、樹に指摘されて内心少し焦る

けど気づいていないフリをして手の甲で自分の頬を触ってみたりして

「今の一口えぐかったかも(笑)」

高地『でも思ったよりお酒強くてビビったわ』

「私？」

高地『うん、ヤマちゃんもだけど』

「あ～でもそうかも、お酒楽しいし、好き」

京本『流石樹の友達ってだけあるね(笑)』

皆お酒がいい感じに回り始めて楽しくなってきた

けど時間的にもうラストオーダーらしく、
結局さっき注文したのが最後になってしまった

そして店を出ると一気に冷たい空気が全身を覆う

今の火照った身体にはちょうど良い気持ちよさで伸びをしてみたり

時計を見ればまだ21時をまわったあたり

まだ帰るには早いしもう解散は寂しいなあなんて思っていれば

『公園とか行きたい！』ってヤマちゃんの提案

私も一気に乗り気になって2人で騒ぎ立てれば

高地くんがおすすめの公園があるなんて言ってそこに行くことになった

何か意味ありげな高地くんのその言葉に
大げさなほど反応する樹と京本くん

その姿が面白くてヤマちゃんと笑ってたら

トイレに行く、と言って皆より遅れて出てきた松村くんの姿が目に入る

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