スポットライト (ページ21)

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少し仕事も落ち着いて、岩田さんと一緒にランチタイムを取ることにした

『どう？そろそろ慣れてきた？』

｢そうですね、自分の中では...って感じではありますけど(笑)｣

『そっかそっか(笑)
でも改めて感じたわ、私の目に狂いはなかったって！』

｢そんなことないですよ....(笑)｣

岩田さんからお褒めの言葉を頂いて、謙遜しながらも少しだけ誇らしくなる

こんな現場で働いてもそれなりに評価してもらえてるってことだから

『で、どうなの？』

｢え？なにがですか？｣

『そろそろあいつらの誰かに恋する時期来たんじゃないの？』

｢ッブ！！！｣

タイミング良く飲んでいたお茶を吹き出してしまって急いでティッシュで拭き取る

そんな私の様子をみて大きな声で笑うだけの岩田さん

｢きゅ、急になに変なこと言うんですかっ、！｣

『変じゃないわよ、一応あいつらイケメンなわけだし、
それに今ついてる中で同世代なのAだけだからさ？』

｢そんな恋愛対象として見るわけないですよ、お仕事相手なんですし｣

『んー？私が前担当してた界隈では結構あったのよ？
裏方と俳優が～とかね？』

そんな裏事情をさらっと流していいのか岩田さんとは思うけど
急な質問に変に動揺してそれどころではない私

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