恋人ごっこ。-２- (ページ11)

今日:53 hit、昨日:131 hit、合計:293,376 hit

61 ページ11

・

｢ん～～～！美味しい！！｣

準備も終わってバーベキューもはじまり

美味しいお肉を食べて幸せに浸ってます

『なんでこんなにバーベキューって美味いんだろうな？』

『非日常感がスパイスになるんだよ』

｢ねえ愛花それ上手いこと言ったつもり？｣

『お！Aちゃんバーベキューが美味いだけに？』

『うわ～Aダジャレとかしけるわ～
全然上手くないし』

｢違うし！そんなつもりないからね！？
そんな愛花も全然上手くないからね？｣

『でも肉は美味いからそれでいいんだよ』

あ～もう頭おかしくなりそうこの会話(笑)

なにが上手くてなにが上手くなくて

なにが美味くてなにが美味くないのかもうわけわかんない(笑)

『そこ３人馬鹿っぽい会話すんな』

しまいには北斗に怒られてしまった

北斗の言葉なんか耳にも入れずに
未だ美味いやら上手いやら言い合ってる２人を尻目に北斗の元に向かう

｢座らないの？｣

『結局誰か肉とか野菜見張っとかなきゃだし』

ずっとコンロのそばで肉とか野菜をひっくり返してる北斗

自分もちゃんと食べることできてるのかなって気になって。

｢このお肉食べた？すっごい美味しいよ｣

『だろうな、Aの反応見てたらわかる』

｢その反応、食べてないってことじゃん
ほらトング貸して！北斗も食べて！！｣

強引にでも奪ってやろうと北斗の手にあるトングを掴んだ

だけど固く握られていて一ミリたりとも動かすことができない

・