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実況する3バカに我が子を褒められ、素直に喜べないエンデヴァーさんはツンデレを発動する。
もっと正直になれば、ヴィランっぽい顔のヒーローランキング一位なんて面白いもの取らずに済むのに。
まあ、それが出来ないからこそ
「ぐっ……そこは左に動いて仕留めるところだろう……！」
「仕留めるて。エンデヴァーさんじゃないんですから」
原作よりも物腰が柔らかくなったようで、出久の騎馬が焦凍が
凍結は使えないこともないが、それには先頭の飯田くんとの完璧な意思の疎通が必要になってくる。
しかし、焦凍には今のところ友達と呼べる人はいない。
あえてもう一度言う、焦凍に友達と呼べる人はいない。
つまり、仲のいい友達特有の以心伝心ができないのだ。
そのため、出すなら左の炎なのだが……、やはり彼的に父親へ思うところがあるのだろう。
たまにちらりと炎を覗かせるが、それは出久たちに届くことはなくすぐに消えた。
第二種目の騎馬戦も、残すところあと一分。
このまま出久たちは逃げ切れそうだが──……それをさせてくれないのが、ライバルたちだ。
「奪れよ、轟くん！」
まるで逃げる彼らの隙を突けることが分かりきっているかのような宣言をした刹那、目にも止まらぬ速さで出久の騎馬の横を走り抜ける焦凍たち。
唖然とする観客たちの中、隣ではほう、と神妙につぶやく親バカがいた。
「な──!? 何が起きた!? 速っ、速──!! 飯田そんな超加速があるんなら予選で見せろよ──!!」
山田のオーバーリアクションな実況に、周りがハッとしザワザワし始める。
「あの子すごいな」、「うちのと合いそうだ」などと、今の飯田くんを見て各々感想を言い合っているらしい。
体育祭の後にある職場体験にぜひ呼びたいという声が次々あがる。
けれどそれは、あの事件によって台無しになってしまうのだが。
その話は置いてといて、改めて焦凍を見るとあることに気がついた。
「左……じわじわ出てますね」
「……ああ」
大っぴらに、という訳では無いが、出久との取っ組み合いの中で、だんだんと炎の勢いが強くなっていく。
それは意図的になのか、はたまた彼の勢いに感化されてなのか。
どちらにせよ、遠くから観戦するだけの私たちには、焦凍の気持ちなど分かるはずもなかった。
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紺(プロフ) - しゃーもんさん» わー！ しゃーもんさん！ やっとこさ出すことができましたよー！ もう私も絡ませたい欲がドバドバ出てきて、本当はもう少し後で出す予定だったのですが、手が勝手に動いちゃいましたね……。夜に加えて昼も寝ている健康体そのもので安心です!! (8月3日 23時) (
レス) id: 8116e17d8c (このIDを非表示/違反報告)
しゃーもん - ホークスとの絡みきちゃぁぁぁぁぁ！！！！ありがとうございます、、！めっちゃ続き楽しみです、、、。昼と夜しか寝れません！ (8月3日 18時) (レス) id: a2c9c247fb (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - noww0222さん» コメントありがとうございます！ わわ、本当ですか！全部全部愛情込めて(？)書いた作品なので、そう言っていただけると本当に嬉しいです！ ありがとうございます！ これからも頑張ります！ (8月2日 8時) (レス) id: 8116e17d8c (このIDを非表示/違反報告)
noww0222(プロフ) - 過去編も外編も原作編もめちゃくちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (8月2日 6時) (レス) @page7 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 鈴-rin-さん» 鈴-rin-さん！ コメントありがとうございます！ 過去編からずーっと着いてきてくださって本当にありがとうございます！ 鈴-rin-さんの応援コメントのおかげで更新頑張れてます！ 体調のことまで気遣っていただきありがとうございます！ 万全の状態で執筆頑張ります！ (7月23日 10時) (レス) id: 8116e17d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2023年7月22日 1時
