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行き先を設定していなかったため、変な場所にテレポートしてしまった。
それも、他のチームたちが戦っている場に。
「真白じゃん！ ちょうどいい所に！」
「あのチーム倒すの手伝ってくんね？」
「……えっ」
「はあ？ こっちが先に言おうとしてたんだけど」
「あ？ 関係ねぇよ！」
「いや待っ……え？」
ちょっと待ってくれ、色々と突っ込みたいんだが。
「な、いいだろ？ 俺とお前の仲じゃねぇか！」
「いや喋ったこと一回もないんだけど」
「いいだろ!?」
「まさかのスルー」
というか、それ以前に他チーム同士で協力ってありなのだろうか。
そりゃまあ潰し合いだし、ないこともないかもしれないが。
だが、もしそれで失格判定を貰いでもしたらかなり恥ずかしいし、相澤たちに申し訳が立たない。
「あー相澤たちと合流せんといけんけぇ……」
「え、俺に協力するって!?」
「言ってない」
「ちょ、真白！ そいつほっといて私たちのとこ来てよ！」
「あの、話聞いてました？」
もはやカオス化としたこの場に、思わず白目になってしまう。
なんでそんなに私を協力させたいのだろうか。
相澤たちと合流しなければいけないと言っているにも拘わらず、だ。
「Aちゃん困ってるし、私たちは私たちで戦おうよ」
「グッジョブ夏菜」
隅の方で、恋硬さんと共に事の成り行きを見守っていた夏菜が、ナイス発言をする。
ありがとう夏菜、今度何か奢るよ。
ハーゲンダッツでいいかなと余計なことを考えていると、二つのチームのリーダーらしき人たちがコソコソと話し合っているのが見える。
何かと思って耳を済ましていれば、ちょうど話が終わってようで内容は聞くことが出来なかった。
「なあ、真白。さっきは詰め寄って悪かったな」
「私たち、考えたんだ。この二つのチームで協力すれば、一番強いやつも倒せるでしょうって」
「……つまり？」
ああ、訊かなければよかった。
だってもう既に嫌な予感しかしないのだから。
二人はその返答を待ってましたと言わんばかりににっこり微笑み、私の肩にポンっと手を置いた。
「ごめんけど、確保させてもらうね」
「ふざけんな」
両チームのリーダーがそう言った途端、夏菜と恋硬さん以外が私に向かって"個性"をブッ放そうとしている。
さすがにこの人数相手に一人は勝ち目がない。
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白狐(プロフ) - 吹雪さん» コメントありがとうございます！ そうなんです、ミッドナイトさんでした！ 吹雪さんの反応が私のして欲しい反応だったので嬉しいです！！(笑)最初は3バカ好きな女子路線も考えたんですが、重くなりそうなのでやめました(笑) (2022年8月20日 21時) (
レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - よかった…女子の先輩はミッドナイトさんだったのか…！マジでよかった…(初めは３バカ？のことがすきな女子になんかされる…！と思っていた) (2022年8月20日 20時) (レス) @page44 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - ここさん» 二度目のコメントありがとうございます！ ミッナイ先生ようやく出せました……。前々から出そう出そうと思ってはいたのですが、中々話に入れることが出来ず、パート3まで引っ張っちゃいました(笑) (2021年12月2日 0時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - イヤッフゥ！ミッドナイトせんせぇーｷﾀｧｧｧ！ありがとうございます！ (2021年12月1日 23時) (レス) @page39 id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - わーい！ありがとうございます！あー絡みが好きです💘（相澤先生たちの） (2021年11月14日 19時) (レス) id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2021年7月31日 22時
