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「じゃ、また来るけぇ」
「やだ」
「ええ……。いつから君はデレるようになったんだい」
「デレてないし。というか、そもそも俺はツンデレじゃない」
「いやあの……。非常に申し上げ難いのですが、誰がどう見てもあなたは立派なツンデレです」
一週間の職場体験が終わり、今は泊めてもらっていた轟家へお礼を言いに来たのだが。
燈矢が帰るな帰るなと駄々を捏ねているのだ。
おかげで十分前の新幹線に乗り遅れてしまった。
だが、燈矢は私といられる時間が増えて嬉しいのか、満面の笑みで私に抱きついている。
私のライフはもうゼロよ、尊死してもいいのかい。
「A、お前のお母さんが迎えに来るそうだ。あと三十分くらいで着くと言っていたぞ」
そこに現れたのは、携帯を持ったエンデヴァーさんだった。
エンデヴァーさん曰く、お母さんは出張でこの辺に来ていたらしい。
私も帰るので、ついでにAも拾ってきます、と。
「いやだ、帰んないでよ」
「えー……私も学校とか学校とかいろいろあるし……」
「今学校二回言った？」
「言ってない」
しかし、それでも燈矢は諦める気はさらさらないようで、ギュッと私を抱きしめる力を強くする。
いや本当にいつからこんなデレるようになったのだ。
エンデヴァーさんがめちゃくちゃ驚いてるぞ。
「とーさん、遊んで！」
「お、おう」
そんなエンデヴァーさんも冬美ちゃんと夏くんに連行されていき、シーンと室内が静まり返る。
とてつもなく気まずい雰囲気に、何か話題がないだろうかと思考を巡らす。
ものすごくデジャヴを感じるのは私だけだろうか。
「……Aさ」
私のシャツをギュッと握りしめる。
「……す、きな人とか……いる？」
「いやおらんけど」
「え、あ……即答……」
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白狐(プロフ) - 吹雪さん» コメントありがとうございます！ そうなんです、ミッドナイトさんでした！ 吹雪さんの反応が私のして欲しい反応だったので嬉しいです！！(笑)最初は3バカ好きな女子路線も考えたんですが、重くなりそうなのでやめました(笑) (2022年8月20日 21時) (
レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - よかった…女子の先輩はミッドナイトさんだったのか…！マジでよかった…(初めは３バカ？のことがすきな女子になんかされる…！と思っていた) (2022年8月20日 20時) (レス) @page44 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - ここさん» 二度目のコメントありがとうございます！ ミッナイ先生ようやく出せました……。前々から出そう出そうと思ってはいたのですが、中々話に入れることが出来ず、パート3まで引っ張っちゃいました(笑) (2021年12月2日 0時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - イヤッフゥ！ミッドナイトせんせぇーｷﾀｧｧｧ！ありがとうございます！ (2021年12月1日 23時) (レス) @page39 id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - わーい！ありがとうございます！あー絡みが好きです💘（相澤先生たちの） (2021年11月14日 19時) (レス) id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2021年7月31日 22時
