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その後、全学年帰宅という処置になった。
ちなみに私は明日、明後日は学校を休んでもいいと言われたので、お言葉に甘えて休もうと思う。
だが、本当に大変なのは今からである。
お母さんからの電話や、狩宮さんからのLINE、そしてまさかのエンデヴァーさんからの電話。
驚きすぎて、電話がかかってきた時思わず叫んだ。
しかも、「大丈夫なのか」と訊いてきた時は、明日大雨でも降るんじゃないかと疑ってしまった。
また、お母さんからは今すぐ公安に来なさいと言われたので、私なりに急いで準備している。
休みの時はこちらにいた方が安全だろうという考えらしい。
まあ、私の巻き込まれ体質じゃ、こことあっちでも大差ない気がするけど。
「よし、準備完了」
着替えも入れたし、学校で出された課題もついでに突っ込んだ。
忘れ物はないはず、多分。
そこそこの大きさのリュックに詰め込んだので、少し背負うのが難しい。
リュック変えればよかったかなと思いつつ、少し不格好だが背負うことが出来た。
警察から外出は控えるように、と言われた訳だが、あちらに親がいるので仕方あるまい。
……うん、仕方ない。
若干の不安は拭いきれなかったが、重たいリュックを背負い直し、最寄りの駅へと向かった。
空が灰色になり、人の通りが少し多くなってきた頃。
少しソワソワしながら出迎えてくれたお母さんに連れられ、ホークスがいる訓練所に直行する。
……前のように、血を吐いたり泣きそうになってたりしなければいいのだが。
「お母さんは、仮眠室の許可を取ってくるけえ、ホークスと一緒におってね」
「ん」
短く返事をし、訓練所のドアを開ける。
と同時に、真っ赤な羽が私目掛けて飛んできた。
それを体を上手く逸らして避けたのだが、速くて掠ってしまい、頬に赤色の横線ができる。
「A!?」
「あ、ホークス」
頬にヒールをかけようとしたのだが、これまでにないくらい焦って駆け寄ってくるホークスを見て、思わず中断してしまった。
「ごめ……」
「ホークス、あんな速いの飛ばせるようになったんじゃね」
謝ろうとしたホークスの言葉を遮り、自然な感じで彼を褒める。
途端に、ホークスの目がキラキラと輝き始め、照れたように頬を染めた。
そんなホークスの頭をサラリと撫でた。
ホークスに会えば、毎回と言っていいほど頭を撫でている気がする。
ふさふさとサラサラを兼ね備えた、撫で心地抜群の髪なので撫でずにはいられない。
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月狐(プロフ) - R_yomoyaさん» 二度目のコメントありがとうございます！ なるほど、最推しは相澤先生ですか。分かります、クソかっこいいですもんね(同担拒否だったらすみません)。どんどん爆発していってください！← (2021年7月11日 0時) (
レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
R_yomoya(プロフ) - うひゃー！！！相澤先生！！！最推しと同じクラスとか爆発するんですが＼ボーン／ (2021年7月10日 23時) (レス) id: 53959ad895 (このIDを非表示/違反報告)
R_yomoya(プロフ) - 月狐さん» 勿論でございます…なんせMHA大好きなもので… (2021年7月9日 22時) (レス) id: 53959ad895 (このIDを非表示/違反報告)
月狐(プロフ) - R_yomoyaさん» コメントありがとうございます！ 多分、R_yomoyadさんの思い浮かんでいる人物ですね（笑）白髪で思い浮かぶとは……もしや相当推してますね？(ただ言いたかっただけです、すみませんっっっ!!) (2021年7月9日 22時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
R_yomoya(プロフ) - まって！？白髪！？え！？えもう1人しか思い浮かばへん！！え同期組！？よっしゃ救ったる(まだ確定してないのに勝手に気合い入れてる人) (2021年7月9日 21時) (レス) id: 53959ad895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2021年6月10日 21時
