Angel story２(紅一点)

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『もうホント、疲れたの』

岩本「辞めてどうするの？その先の事ちゃんと考えてるの？」

『芸能界も引退する、普通に働こうと思ってる』

阿部「Aが思ってる以上にそれしんどいよ、ちゃんと分かってる？いくら普通に働きたくても、多分周りからは異質な存在って目で見られるよ」

『...うん』

【ド正論に何も言い返せない七瀬】

小杉《頑張れ！》

春菜《仕掛け人同士のやり取りなのに1番困ってんじゃん》

渡辺「は？何お前ら、なんで辞めるの認めてるみたいな事言ってんだよ」

岩本「そうじゃなくて」

向井「Aちゃん、これからもｯ、一緒に頑張ろうや、一生一緒だねって、言ってくれたんｯ..Aちゃんやんか、」

【向井大号泣】

深澤「もうタッキーに言ったりしてんの？」

『ううん、まだ。1人で考えてたから』

渡辺「じゃあ全然間に合うじゃん、取り消せ」

『...なんなの？皆は私の味方してくれると思ったのに、どうして背中を押してくれないの？』

ラウール「押せないよ、Aちゃんの事大好きだから」

小杉《Aちゃん心臓抑えてるやん(笑)》

【奇跡的に仕掛け人以外は俯いて見られていない】

【ここで渡辺が再び立ち上がり七瀬の元へ】

春菜《ヤバいんじゃない？》

『なに、』

岩本「翔太ストップ！」

阿部「翔太！」

『えっ、』

【仕掛け人達の焦りとは裏腹に七瀬に抱きつく渡辺】

渡辺「...お願いだから、辞めるとか言うなよ、」

『翔太くん...？泣いてるの？』

渡辺「...泣いてない」

【問題視されていた渡辺、予想を裏切り泣き出す】

佐久間「待って、Aも泣いて、」

『....うぅ、もう無理、終わり！！！』

渡辺「は？」

スタッフ「TBSのモニタリングです」

渡辺「嘘だろお前！！やりやがったな！！！」

『ごめんね翔太くん、まさか翔太くんが泣いてくれるなんて、』

阿部「久しぶりに泣いてるA見た(笑)」

『翔太くんが泣いたから勝手に涙出てきちゃった、』

向井「じゃあ辞めへん？」

『うん、辞めないよ』

深澤「ガチで焦った、俺タッキーに連絡して辞めさせないようにしようって思ってたもん」

岩本「途中阿部の正論に言い負かされてたっしょ(笑)」

『そう！あべべ味方なのに！？って心の中で叫んだ』

目黒「え、誰が仕掛け人？」

「「「はい」」」

佐久間「舘様も！？」

渡辺「マジでコイツに仕掛け人させないで下さい、寿命縮む」

ラウール「Aちゃん演技上手すぎるって」

『ホントごめんねラウちゃん』

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