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voice9 ページ10

菅原side
ダンッ


清水「緋月さん!!?」


何かが床にたたきつけられる音。

清水の焦った声。

その何かは二階で見学していたあの子だった。

ぐったりして全く動かない。


月島「A!!?」


彼女のもとへ走っていく月島。


澤村「ほっ保健室!!」


大地の声でハッと我に帰る。

そうだ、あの子を保健室に連れて行かなければ。


菅原「だっ誰か担架もってこい!」


日向たちが動こうとしたそのとき。

一人の声でその場は静められた。


月島「僕が連れて行きます。」


そう言って月島は緋月をそっと抱き上げ、体育館を後にした。

あんな月島ははじめてだ。

耳の聞こえない少女。

いつもの月島ならめんどくさいとか言って関わらなさそうなのに。

一体どんな関係なんだろうか。

そして、それを気にする俺は二人にどんな気持ちを持っているのだろうか。


菅原「これ…なんなんだろうな。」

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ゆめ - 結構面白いですね!頑張ってください! (2023年2月2日 0時) (レス) @page12 id: 128d2ab25d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリィ | 作成日時:2015年5月22日 18時

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