3 ページ7
2人の仕事の邪魔になるので
私は花垣さんと同じタイミングで店を後にした。
花垣『ねえ、Aちゃん』
「．．．なんですか？てかなんで着いてくるんですか？」
兄貴なら会えませんよ？と言おうとしたが
その事を言うのを辞めた。
花垣『ちがうよ。たまたま帰り道が一緒なんだ！』
花垣さんは眉尻を下げて困ったように笑う。
さっきバイク屋に来た時も
イヌピーくんに無茶ぶりされた時
困ったように笑いながらも応えていた。
無理して笑ってるのか？
花垣さんを
なんか付いてます？と言われる。
「．．．そんな事よりさっきなんて言いかけてたんですか？」
花垣『あー！Aちゃんって結構普通の女の子に見えるけどレディースとかだったりする？』
鉄拳制裁を与えたい所だが
イヌピーくんの大切な人なのでぐっと気持ちを抑える。
「兄貴が、私がそういう道に進むのを望んでないので。」
花垣『そっか〜。ココくんは妹想いなんすね！』
「そうですかね？」
本当に妹想いの兄貴ならそんな道に進むのだろうか。
私とイヌピーくんを置いて。
花垣『あ！俺こっちなんで！』
また会う時があれば！と手を振られるので振り返す。
きっともう会う時は無いだろうけど
会う時があれば白い服を着ていた頃の
兄貴とイヌピーくんについて詳しく教えて貰いたい。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甘党 - 面白いですし、好き過ぎる！ (2021年10月18日 10時) (
レス) @page11 id: 577366e2a2 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 馬地の八重歯さんの小説どれも素敵で大好きです！応援してます！ (2021年10月1日 18時) (レス) @page3 id: df78dab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：場地の八重歯
| 作成日時：2021年10月1日 15時
