九井の妹はイヌピーが好き

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あのバイク屋さんへ着くと

早速大きな声でイヌピーくんを呼ぶ。


「イヌピーくーーん！！！」


お客さんが来てたらしくドラケンくんは

結構本気めに怒られた。


そのお客さんはあと会計だけだったらしく

すぐに居なくなった。


青宗『Aちゃんいつも元気だな。』

「イヌピーくんはいつもカッコイイですよ❤️」

ドラケン『語尾にハート付けるなー』


私がイヌピーくんにデレデレしていると

いつもドラケンくんが割って入ってくる。

これだから彼女居ないんだよ。(ブーメラン)


いつも私とイヌピーくんのランデブーを

邪魔してくるドラケンくんに頭を悩ませていると

知らないヘナチョコが店にやってきた。


「お客さん．．．違うの？」

青宗『ああ、花垣だ。』

「ふーん。それよりイヌピーくん私にバイク教えてください❤️」


安定にスルーされて落ち込んでいたら

花垣って人に話しかけられた。


花垣『ドラケンくんこの子は？』

ドラケン『ココの妹だ。』


ココで兄貴って通じる事に感動していると

イヌピーくんにどやされる。


青宗『Aちゃん挨拶は？』

「．．．九井A。高一です。」

花垣『Aちゃんココくんと目元一緒だ！』

「兄妹なんだから当たりm」


一瞬でも横柄な態度を取るとイヌピーくんに攻撃される。


「イヌピーくん！？(半泣)」

青宗『花垣は黒龍の総長だ』←まだ諦めてない

「え？よく分からないけどそうなんですか？」

花垣『違いますって！！』


誰にでもニコニコしているコイツ。

本当に笑ってるのか媚びているのか分からない

そう思っていたら花垣さんが

ドラケンくんを連れて行きたいらしく

運良くイヌピーくんを独り占め出来るチャンスが到来した。


ドラケン『イヌピー、店番とA頼むわ。』

青宗『うん。楽しんで。』

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