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「え?兄貴が?」


驚いているとイヌピーくんは冷めた料理を

電子レンジの中に入れる。


「え?イヌピーくん。まだ兄貴が作ったとは分からないし、」


兄貴が作ったとしても今の兄貴の職が職なので

何入ってるか分からない。そう言ったが

2人で食べるとしても多すぎる料理の数と

見た時のある料理が沢山並んでいるのを見ると

確かに兄貴かもしれないと納得する。


青宗『ココ、まだ家にいたりしないか?』

「誰もどこにも居ませんでした。」

青宗『そうか。』


眉尻を下げるイヌピーくんを見ると

私が心が苦しくなる。


あのクソ兄貴!イヌピーくんにこんな顔させやがって!


料理を温め終わると2人で頂く。


私好みの味(イヌピーくんも一緒)になっていたので

離れ離れになっても味覚は同じなのか

と少し嬉しくなる。


青宗『...この事で忘れかけていたが』

「?、はい。」

青宗『今日バイク屋にココの同僚と名乗る人が来た。』

「え!?」


私も見たかったです!と言うと首を横に振られる。


青宗『Aちゃんの事を探してるらしく聞かれたから知らないと応えたぞ。』

「そうなんですか!?もしかして命狙われてるとか、?」

青宗『それは多分ないんじゃないか?』

青宗『でもきっとその人と会っちゃったらもう俺とは会えなくなると思う。』


だから応えなかった と言われ

嬉しくなる。


「私、兄貴よりイヌピーくんと一緒に居たいです。」

青宗『それココが聞いたら悲しむぞ。』


もちろん、この家ごと兄貴に盗聴されてて

今こそ兄貴が嘆き悲しんでいるが同感してしまっているのは

梵天の連中しか分からない。

7→←6


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甘党 - 面白いですし、好き過ぎる! (2021年10月18日 10時) (レス) @page11 id: 577366e2a2 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 馬地の八重歯さんの小説どれも素敵で大好きです!応援してます! (2021年10月1日 18時) (レス) @page3 id: df78dab7d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:場地の八重歯 | 作成日時:2021年10月1日 15時

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