I will give you sweet love【警察学校組】

H.kenji 11月7日 ページ44

家でゆっくりしていた

11月7日は今でも怖い。

彼がこの世を去っていたかもしれない悪夢の日。

萩原『A、元気ないね。悩み事？』

貴女『え？あ……まあ、そうなのかな』

あなたのことで悩んでるって言ったら、どう反応するんだろ

萩原『俺に話してみてよ！解決するかもしれないし』

貴女『うん……今日』

萩原『今日？』

貴女『研二がマンションで爆弾を解体した時怖かったの……。終わったことかもしれないけど不安なの』

萩原『！そうか』

俺と陣平ちゃんが爆弾魔が仕掛けた爆弾を解体してた時か

貴女『もし、あの時私がいなかったらと思うと……研二が遠くに行っちゃうんじゃないかと怖、くて』

ｷﾞｭｯ
萩原『大丈夫。ここにいるよ。Aたちを置いていくわけねぇよ。それに俺はAとしたいこと沢山あるんだ』

貴女『私と、やりたいこと？』

萩原『俺は危険な部署にいて明日の保証なんてないかもしれないけど、こうやってよぼよぼのじいちゃんばあちゃんになるまでそばにいたいんだ』

貴女『ふふ、もしかして、プロポーズ？』

萩原『お、笑ったな！プロポーズって訳じゃないよ。近いうちにするけどさ。Aは笑ってて欲しい。君には涙は似合わないよ』

貴女『うん、研二らしいね笑』

萩原『俺らしくいれるのはAが笑顔でいてくれるからさ。愛してる』

END

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