xxx ページ33
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夜、レンとベッドで抱きしめあってると
レンの携帯に電話が入った。
『 …もしもし、 』
少しだるそうに電話に出ると
横にいる私まで聞こえてくるお店の音楽や賑わい。
『 …俺辞めたんだけど、 』
頭にはてなマークが浮き上がってる中
レンは嫌そうな顔をして電話を切った。
『 …ごめんA、店行かなきゃ』
そう言ってむくっと起き上がり服を着始める。
『 …どうして? 』
『 …うるさい常連がいて、俺を呼べって
騒いでるらしいんだ。 』
そんなことを聞いてテンションが下がる。
やだ、行って欲しくない。
『 レンなんて知らない… 』
彼に背を向ければ浮き上がってくる涙。
やっと、なくなるって思ってたのに。
『 すぐ帰ってきて、 』
『 ああ、すぐ帰る。 』
ごめん、と言い残し部屋から出て言ったレン。
1人で静かに、私のレンなのにって泣いた。
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優和 - 最後悲しかったけど、感動しました。廉くんも主人公も想いあっているのがすごく伝わってきました。 (2018年12月29日 1時) (レス) id: 6440942daf (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - すごく感動しました…!あまりこのタイプの小説を読んだことがなかったので新感覚でした!この作品、凄く好きです!これからも頑張ってください! (2018年4月22日 20時) (レス) id: cc238ff545 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬ひめ - すごい泣きました!感動です!! (2018年4月22日 14時) (レス) id: fdb5bc2948 (このIDを非表示/違反報告)
みぃれん(?)(プロフ) - 初コメです!凄く面白いです!この作品好きです!主人公ちゃん死んでしまったんですか?どうなるのか気になります、更新頑張って下さい! (2018年4月13日 23時) (レス) id: ac5c1f08d7 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - めっちゃ面白いです。更新、これからも頑張ってください (2018年4月13日 17時) (レス) id: ba3335b654 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:永瀬れみ | 作成日時:2018年4月9日 0時