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『 Aちゃん…！ 』
ふと声が聞こえ前を見てみると走ってくる平野先輩。
『 Aちゃん…っ、どうしたの…っ
その格好…。大丈夫…？ 』
先輩がブレザーを掛けてくれて摩ってくれる。
男の人に触られるたび身体の震えが止まらなくて怖がってしまった。
『 取り敢えず、保健室行こ… 』
そう言って私をお姫様抱っこする形に抱っこした。
保健室というと、さっき廉くんが行為してた場所。
それを思い出した瞬間更に嫌になる。
思い出したくない…。
だけど半ば強引連れてこられた保健室で、
ベッドにへと優しく降ろしてくれた。
先生はまた居ない、先輩と二人きり。
そう思うと、また吐き気が迫って気持ち悪くなる。
しばらく平野先輩に看病されながらいつの間にか眠りについた。
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作者名：永瀬れみ
| 作成日時：2017年10月11日 1時
