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廉side____________
昼休み、Aのところに行くと既に姿がなかった。
またどこ行ってん…あいつは早いなぁ…。
と呑気に感心しながら携帯を取り出そうとすると
『 おい誰だよゴミ箱に弁当捨てたやつ 』
そうひとりのクラスメイト男子がそう叫んだ。
それに驚きを隠せなくその反応でリーダー格の女達が笑い出した。
『 なあ、何したん？ 』
となるべく優しい声で問い詰めると女達は仄めかす。
『 知らないよ？てか廉くん一緒にご飯食べよ！ 』
そう言われた瞬間頭が切れた。
ていうかお前らに廉くんと呼ばれたくない。
呼ばれたいのはAだけだ。
『 お前らのこと嫌いだから それと
俺の彼女いじめんといて。 』
とそう言い放し空気の悪い教室から出た。
このクラスは異常だ。俺は嫌い。
『 永瀬 』
ふと呼ばれて振り向くと平野紫耀が居た。
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作者名：永瀬れみ
| 作成日時：2017年10月11日 1時
