3話 ページ4
Aサイド
「さてと。聞きたいんだけどさ。」
私はそういって床に貼り付けにした三人を見下げた。私と年は一緒ぐらいだろうか。彼らは先程の蜘蛛と同様に血を流すのではなく緑色に光る何かを流していた。ここは一体どこなのろうか。
「ここどこ？携帯は繋がるけど地図上は学園都市なのよ。ていうか最後に私がいたところからGPSは動いていない。それなのに知らない場所に来ているなんておかしい。」
「ここは三門市だ。」
黒髪の少年がそう言った。三門市で検索するがGoogleマップには表示がされない。ただ、この状況で嘘をつくメリットもあるのだろうか。まあ、どちらにせよ情報は後でいくらでも手に入るから問題ない。
「あんたらの能力は何？
「能力??それって
サイドエフェクト。意味は害のない副作用。能力は人間の脳を適切に操作し、ミクロな世界を観測させれば、ミクロな世界を歪めることができるとされているところから無理やり超自然現象を起こして出来ているもの。副作用という意味にはある意味当てはまるのかもしれない。
「今、西暦何年？」
「2013年10月です。」
明らかに私がいた世界とは違う様だ。年号も違っていれば場所も違う。
「学園都市って知っている？」
「知りません。」
やはりそうだ。ここは異世界だ。つまり、私は転生してしまったんだ。バックには戦闘に使う釘と現金約200000円とクレジットカードと着替え(制服上下のみ)。それとヘアピンと髪ゴムと折りたたみ式のくしとブラシとタブレット端末と携帯電話。せめて通帳があったら何か違ったのだろうか。
「さてと……。」
黒髪の少年が急に腕や脚からブレードを出し撃たれていた釘を切断した。黒髪の少年だけでない。茶髪の髪を肩にギリギリつかないぐらいの髪の少年と赤髪のオールバックにした少年も同じ様にして釘を切断した。
だが、これだけでやられるほど私はやわではない。
「こちらの『ターン』だ。」
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彩華(プロフ) - コメントありがとうございます。暫く返信できなくてすみませんでした。そして、ありがとうございます。これから受験シーズンに近づいているので更新は蟻以下になりますがよろしくおねがいします (2020年11月21日 14時) (
レス) id: 0e1a2224ca (このIDを非表示/違反報告)
、 - とっても面白いです！！これからも更新楽しみ待ってます^_^ (2020年11月13日 1時) (レス) id: 914e0a1430 (このIDを非表示/違反報告)
ななち(プロフ) - 全話読ませていただきました。ストーリーも面白く、とても面白かったです。これからも更新頑張ってください。 (2020年11月6日 21時) (レス) id: e6a7dee876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2020年10月31日 0時
