20話 ページ24
「貴様が例の超能力者か。」
「ええ。わたくしがその神風Aですの。先日は多大なご迷惑をおかけしご無礼いたしましたの。ですが、あいにくですがわたくしは超能力者のカテゴリーではございませんの。そちらのお話はそちらの殿方にお話ししたはずですが……。」
(訳)私は神風A。この前はそっちの男子高校生殺そうとしてゴメンね。だから何回も言ってるだろーが言わせんなよ私は
なんですか、その視線。なんか引かれている気がするのは気のせいでしょうか。いや、私だってそんぐらいできるし同級生なんかいっつもこれだぞ？
「い、いや、A。別にここではそういう言葉を使わなければいけないわけではないからね？いつもどうり話していいんだからね？」
迅がそういって半分引きながらそう私をフォローしていた。いや、笑うなし……。
「いいえ。わたくしは品位を守るために行っているのであって正式の場ではこのようにしなければいけないのです。」
(訳)うるせえな。こっちだって一応これでも育ちの良いお嬢様を演じなければいけないだよ。
私の訳をくみ取っているのは迅だけだった。安心と信頼の未来視というところだろうか。実際自分の知らない自分を見られていると言われれば気味が悪いが、それをいったら心を覗かれたら……という話まで登ってしまうのでやめる。
「恐れ入りますが、ご用件はどういたしましたか？」
(訳)んで、私に何の用？
「では、神風A。ボーダーに入る気はないか？」
「それは、どういう経緯でしてよ？」
(訳)なんで？
城戸指令って人がそう私に言ってきた。私は今居候だからなんか働けということなのか、それともいい様に使われろってことなのか、どっちかだろう。
「貴様の能力は主に電気系統を操るものだ。それは現代の科学でももちろん。我々の技術の電気は必要不可欠だ。」
「ふーん。」
一同は私が言葉使いを日常に戻したことによって多少の動揺を生んだようだ。本当にそうなのだろうか。そもそもとして、あのトリオン体とかいう奴にはさほど電気は通らなかった。本当に電気を使うのか疑問でしたかなかった。
「じゃあ今、この場にある機械が壊れないのはなんで？それと、この会議に戦闘員を隠しているのは？私はあんたのことを信用していないからね。」
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彩華(プロフ) - コメントありがとうございます。暫く返信できなくてすみませんでした。そして、ありがとうございます。これから受験シーズンに近づいているので更新は蟻以下になりますがよろしくおねがいします (2020年11月21日 14時) (
レス) id: 0e1a2224ca (このIDを非表示/違反報告)
、 - とっても面白いです！！これからも更新楽しみ待ってます^_^ (2020年11月13日 1時) (レス) id: 914e0a1430 (このIDを非表示/違反報告)
ななち(プロフ) - 全話読ませていただきました。ストーリーも面白く、とても面白かったです。これからも更新頑張ってください。 (2020年11月6日 21時) (レス) id: e6a7dee876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2020年10月31日 0時
