GONG【ONEPIECE】

＊３０＊ ページ30

サンジside







あ｢……｣ｼﾞｰ


サ｢〜♪｣ｼﾞｭｰ


あ｢……｣ｼﾞｰ


サ｢〜♪｣ｶｼｬｶｼｬ


あ｢……｣ｼﾞｰ


サ｢……｣ﾁﾗｯ


あ｢……｣ｼﾞｰ


サ｢…♡笑｣ｶｼｬｶｼｬ









さっきから俺の料理する所を
じーっと見つめてるAちゃん｡



その姿が何とも可愛くて可愛くて…っ!!!









俺はそんなAちゃんを見てたいけど｡









あ｢……早く､食べたい｣ｼﾞｰ


サ｢っもう少しだからね〜〜〜!!!♡｣









こんなおねだりされたら
そうはしてられねえ!!!!!









あ｢……｣ｼﾞｰ


サ｢……♪｣ﾆｺ








何がきっかけかは分からないけど､
前より俺らに歩み寄ってくれてる気がする｡



雰囲気も､最初の頃に比べたら
柔らかくなったと思うし｡









"本来"のAちゃんは
やっぱりこういう子なんだな､って｡









サ｢……さ､お待たせ致しました｣ｺﾄｯ


あ｢……｣ｼﾞｰ


サ｢召し上がれ？｣ﾆｺ


あ｢……いただきます｣


サ｢どうぞ｣









俺の作った料理を他のみんなみたいに､
美味しそうに食べる訳じゃない｡




Aちゃんは､
ただ､無言でモグモグと食べるだけ｡









それなのに､









あ｢……｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ









なんでこんなに嬉しく思うんだろう？









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