◇． ページ2
Aside
あ｢今日も最高やった〜！｣
川｢ほんま？笑｣
あ｢うん！おもろかったし､やっぱ賢ちゃんが
楽しそうにしてるの見ると私も幸せなるな〜って♪｣
川｢……ええ子やなぁ､Aちゃんは｡笑｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
劇場の帰り道｡
暗い中でも分かるくらい､
優しく微笑んだ賢ちゃんは
私の頭を撫でて｡
さりげなく車道側を
歩いてくれてる所にも､
もう､賢ちゃんへの
"好き"が止まらない｡
川｢…Aちゃんはさ｣
あ｢うん？｣
川｢……Aちゃんは､というか！｣
あ｢？｣
川｢…やっぱり､好き､とか言うて欲しいん？｣
そう 前を向いたまま､
私に問いかけてきた賢ちゃん｡
その表情は､どこか
バツが悪そうに見えた｡
…もしかして､今日 楽屋でゆず兄と信二くんに
言われた事､気にしてるんかな？
あ｢…言われへんくても､分かるから！｣
川｢え？｣
あ｢賢ちゃんが､ちゃんと私の事
大切にしてくれてるって｣
あ｢言葉で言われなくても､そう感じるから､大丈夫！｣
川｢！｣
そう言うと､
次の瞬間 大好きな匂いに包まれた｡
あ｢けけけ賢ちゃん､！？｣
川｢…､…｣ｷﾞｭｰ
あ｢へ､あ､幸せすぎて､死んじゃうから､！離し…｣
(( ちゅ ))
あ｢ん､！？///｣
川｢…ちょっと黙ってな？笑｣
あ｢っ！///｣ｺｸｺｸ
川｢ん､ええ子｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
や…､
これはイケメンの過剰摂取で心肺停止なる…！
＊
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