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ー幸せー パクノダ ページ3
世の中はどうしてこんなにも辛いのだろう。
そう考えながら固くて冷たいコンクリートの上に寝転ぶ。この瓦礫、ウヴォーが壊したんだっけ？いつも全力で、真っ直ぐな彼との思い出は、数え切れない。あのガラスなんて、、
パクノダ「今日はいつもに増して疲れているのね、何かあったの？」
思い出に浸っていると、ふいに声をかけられる。
A「パク、、。なんにもないけど、ただ辛くなることってあるじゃない？」
心配してもらいたい、でも心配をかけたくない。そんな思いが交差して出た言葉は、なんとも複雑なものだった。
パクノダ「そうねえ、人生なんてそんなものよ。たくさんの辛いことの中に、少しの幸せがあるから生きようと思えるのよ。」
パクはどこか寂しげに遠くを見つめた。
そして小さくため息をつくと、私に笑いかけた。
パクノダ「それでも、幸せを見つけなさいね。」
数日後、パクは姿を消した。
ねえパク、幸せってなに？
続く
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←ーねえー シャルナーク
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作者名：松本 | 作成日時：2019年11月4日 16時
