今夜の月は綺麗ですね。 (ページ39)

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ミラの姉ページ39

ナミ視点

ボールはAたちが見えなくなったのと同時に消えてなくなり、二人が出てきた

サンジ君は雷のせいで意識がなくボロボロの状態だ

ルフィは静かに怒り、私は呆然とするしかなく

この後どうしたらいいのかも全く見当がつかなかった

私たちのせいでAは自分を犠牲にしていってしまった

どうすれば。

ミ「だから言ったのに。早く出てけって」

ナ「あんたは・・！」

突然聞こえた声のほうに振り向くとそこにはミラがいた

ル「お前、知ってたのか」

ミ「あんたたちがここに来ることも知ってたさ」

ナ「どういうこと」

ミラは少し考えると

ミ「あの竜人族はあんたたちの大事な奴なのか？」

ル「当たり前だ。俺たちの仲間だ」

ミ「そうか。じゃあ、ほかの仲間も連れてきな。私の家に招待するよ」

Aの存在と招待がどう関係があるのかわからなかったけど

ミラについていくしかこの状況を変えるすべはないと感じ

ルフィはサンジ君を抱え一緒にミラについていく

―――――――――――――――

ミ「ただいまお姉ちゃん」

セ「お帰りミラ。どうだった？皆さん逃げれた？」

ミ「それが・・・」

ル「ん？お前誰だ？」

セ「麦わらのルフィさん！！？？」

ナ「ちょっとミラ？」

セ「ナミさん！！サンジさん！！！！」

きゃーー！！とか叫んでいるその女の人は

ミラと同じブラウンの髪色で色白でなんだか病弱そうだ

ミ「それが失敗しちゃって。連れてかれちゃったの」

セ「そうなのね。」

どういうことかと首をかしげる私たち

セ「申し遅れました、私、ミラの姉のセイラと申します。」

セイラはベッドの上でゆっくり頭を下げた

ミ「お姉ちゃんは麦わらの一味が大好きなの！」

セ「ちょっ！ミラ！！！

そんなことよりAさん、連れていかれてしまったんですね」

ル「お前も知ってるのか」

ナ「どういうことなの。教えてくれる？」

セ「はい。もちろんです。でも皆さん集まってからお話ししますね。

それまでお茶でも飲んでゆっくりしてください。私はサンジさんの手当てを」

ナ「ありがとう」