今夜の月は綺麗ですね。 (ページ27)

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どういうことかページ27

おそるおそる部屋をのぞいてみる

「失礼します、」

するとゾロさんは横になって寝ていた

あれ、さっきフランキーさんが部屋にはいないって言ってたのにな

何処か行っていいたのかもしれない。

起きる様子のないゾロさんに近づき声をかける

「だめだ。全然起きない」

思い切って耳元で叫んでみた

「ゾロさーーん！！！」

するとゆっくり目があき、あくびをしながら起き上がった

私の存在を確認すると寝ぼけ眼のゾロさんはベッドから降りた

ゾ「あいつと何話してたんだ」

「え？」

突然の質問に驚き何も返せないでいると
ゾロさんは「わりい、忘れてくれ」と歩き出した

そして無言のままダイニングに戻ると

ウ「おっせえよゾロ～～！先食っちまおうと思ったぜ！」

ロ「ルフィなんてもう手が伸びてる。ふふっ」

ナ「Aありがとね～！」

待ちわびたようにみんな朝食に手を付け始めた

結局昨日のこと何も聞けなかったな

せっかくのチャンスだったのに。それにさっきゾロさんが言ってたあいつって

誰の事なんだろう。

サンジさん？でも私がサンジさんのお手伝いしてたのゾロさんは知らないはずだしな

私もいただきますをして食べ始める

「ん！おいしい！」

サ「Aちゃんが手伝ってくれたおかげだな！」

「そんな全然です！」

ル「なんだAお前料理できたのか！」

チ「すげぇな～～～！！！」

なんて二人は目をキラキラさせながら見つめてくる

ルフィさんはもちろん食べながら

「いえ私は何も・・・！」

サ「このスープなんてAちゃんのお手製だ。残すんじゃねぇぞ！！」

フ「あったりめえだろうが～！！スーパーうまいぜ！」

ここまで褒められると何となく照れ臭い

サンジさんは私のほうを見て笑ってくれた

ちらっとゾロさんのほうに目をやると黙々と食べている

スープもごくごく飲んでくれていた

ブ「Aさん、後でちょっとお時間よろしいですか？」

「え？あ、はい大丈夫ですよ！」