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午後、清水先輩が体育館の方を手伝ってくれたことと、私がじわじわ慣れてきたことも相まって、午前中ほど慌ただしく無い時間を過ごせた。
気がつけばすっかり夜になり、窓の外にはべたべた闇の色が塗られていた。
清水先輩と武田先生も帰ってしまい、ある意味で騒がしい夜のざわめきがやってきた。
いや、夜に似合う、悲鳴……かな？
「そうして、振り向いたら血まみれの女が＿＿＿＿＿＿」
「「「＿＿＿ぎゃあああ！！！」」」
『…………ひゃぁ……』
一年生のみんなが泊まる大部屋にて、バレー部員みんなで集まり(もちろん私も強制参加)で、階段大会をしていた。
内容は背筋も凍る系よりも、びっくりどっきり系なので、みんなして悲鳴を細く甲高く上げている。
「……言ったんだよ、その女が確かに……」
縁下先輩が震えた声で言う。
その目はカッッと見開かれており、恐怖そのもの。
私の右のほうで、ヒャッと悲鳴を上げた翔陽くんと固まっている影山くんがビビってるビビってないで喧嘩をしている。
左のほうでは。
「……なに？ まさかA、怖いの？」
ニタニタと笑う月島くんが、私の反応ひとつひとつに対し、いちゃもんをつけてくる。
驚けばすぐに馬鹿にするし、驚かなければ驚かないで、「強がらないほうがいいんじゃない？ 怖がってるのバレてるけど？」とそそのかしてくる。
＿＿＿刹那。
ぶぅうんっ、と電子的な音を立てて。
部屋の電気が落とされ、部屋は真っ暗闇に支配された。
部屋をかけめぐる悲鳴に誘われ、私は体の芯が冷えるのを感じた。
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恋歌(プロフ) - きりんりんさん» はい！頑張ってください♪ (2017年12月20日 6時) (
レス) id: 2a50b7073d (このIDを非表示/違反報告)
きりんりん(プロフ) - 恋歌さん» ツッキーーー！！たまらんですよね(ヽ´ω`)コメントありがとうございます！これからも精一杯いちゃいちゃを書けるよう、頑張ります！！笑 (2017年12月19日 23時) (レス) id: c0ce8872d7 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - ツッキー――！さいこーーー！頑張ってください♪ (2017年12月17日 17時) (レス) id: 2a50b7073d (このIDを非表示/違反報告)
きりんりん(プロフ) - 朝霧 弥海さん» ありがとうございます！！ツッキー素敵ですよね！！(*^^*)これからも更新がんばります！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: c1ee71c743 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 弥海(プロフ) - 凄く面白かったです！やっぱツッキーいいですね(*/∀＼*)続き楽しみにしてます!! (2017年11月23日 22時) (レス) id: e6a4125704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりんりん | 作成日時：2017年11月11日 16時
