牛島くんに溺愛されてます2 【ハイキュー!!】

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次の日、朝から少しわき立つ胸を押さえながら、体育館へと向かった。



京治はもう先に体育館に行っているので、私一人で向かった。



体育館は思ったよりも賑わっていた。



練習試合とは言えども、かなり規模の大きいものらしい。



いろいろな学校のジャージがうろついている。



「……あ、来た」



体育館の入り口に京治を発見したので小走りで近寄ると、死角から突然人が飛び出してきた。



「Aー！ 久しぶりー！！」



『うぐっ！！ …………痛いよ、光太郎くん』



案の定、飛び出してきた人は木兎光太郎くん。
京治の先輩で、二人はすごく仲が良い。



ので、友達の友達は友達……みたいな感じで、私も光太郎くんと何やかんや仲が良いのだ。



「あ！ そういえば予備のスポドリ持ってくるの忘れたー！！」



光太郎くんが唐突に頭を抱え、騒ぎ出した。



京治は、あーあ、みたいな真顔で何も言わない。




『ちょうど私お茶買ってこようと思ってたから、すぐそこの自販機で買ってくるよ』




私の提案に、光太郎くんはありがとう！！ と抱きついてきた。



ら、京治が光太郎くんに手刀で攻撃をかましていた。



「調子に乗り過ぎないでください、木兎さん」



我が親戚ながら、先輩にもおくさない態度って、凄いなぁ！



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