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新幹線と電車に乗って、東京へと向かう。



小さめのキャリーバッグに荷物を詰めているから、軽く旅気分だ。



行く先は、慣れ親しんだ親戚のおうちだけれども。



『あ、京治! わざわざ迎えに来てくれたんだ!』



キャリーバッグをごろごろ転がしながら、赤葦家の最寄り駅をうろちょろしていたら、京治を見つけた。



「うん、心配だったから」



『あ、ありがとう』



やっぱり、淡々だった。
京治は田舎者の私を心配しているのか、酷いときは宮城まで迎えに来ようとする。



『母性を感じるね、京治くんよ』



「……なんの話?」



『なんでもない!』



じろりと切れ長の目で疑うように見られた。
1つ年下には見えない背の高さで、毎回会うたびに驚いていたけど、今回はそんなに感じなかった。



 ……あぁ、牛島くんのことを、毎朝見上げていたからか。



 と、つい最近忘れていた彼のことを思い出してしまい、思わずして沈んだ。



*

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零月(プロフ) - 赤葦の片想いとか若様の天然故の不器用さとかあー!もー!言葉にできないくらい可愛いしカッコいい…凄くドキドキしたしきゅんきゅんしました!このお話最高です! (2017年11月19日 12時) (レス) id: 86a7555269 (このIDを非表示/違反報告)
きりんりん(プロフ) - かふぇらてさん» あの牛島くんですよおお……ありがとうございます!!(*^^*) (2017年11月11日 20時) (レス) id: 09e8ea326d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇらて - あ、あの牛島さんがぁぁぁぁ可愛いすぎます(/ω\) (2017年11月10日 14時) (レス) id: f0a3b81de7 (このIDを非表示/違反報告)
きりんりん(プロフ) - 令さん» ありがとうございます!!他の作品も!!ありがたいです(*^^*)拙い文章ですが、きゅんきゅんして頂けたなんて、嬉しい限りです(^^)/ (2017年11月9日 17時) (レス) id: 09e8ea326d (このIDを非表示/違反報告)
きりんりん(プロフ) - ひまタイさん» 終わってしまったたなんて言ってもらえて嬉しいです!!ありがとうございます!また、お尋ねください(*^^*)続編も考えているので、よければそちらも!! (2017年11月9日 17時) (レス) id: 09e8ea326d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりんりん | 作成日時:2017年10月29日 19時

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