馴れ合いなんかはいりません【東方×暗殺教室】

友達ごっこ１５　夢主１side ページ22

またもやこんにちは、霧雨柊月です。
話を整理しながらシナリオ通りになるよう頑張りたい…


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





ｶﾞﾗｯ





私と鈴音が教室に入ると、さっきまでうるさかった空気が一気に冷たくなる。





「うっわ…懲りずにまた来てるよ」


「まじうっざぁ」


「それなー、いる意味ねーだろw」


「それ言ったら可哀想だって〜ww」





ハッ、馬鹿馬鹿しい。


こちらをチラチラと見ながら聞こえるように悪口を溢す汚いガキ共。


横の鈴音の顔に陰が射す。



　

コイツらのような人間のせいで鈴音の心が汚れるのは胸糞悪いわ。




鈴音「っ…」


玲「気にしないで良いの、言わせておきなさい」


寺坂「あ”ぁ？何テメェ見下してんだよ」


玲「あら？下等生物相手に見下してはいけないのかしら？」


中村「はぁ？下等生物とかまじうっっざ」


赤羽「あはっ、むかつくだけ無駄じゃね？こんな下等生物相手に」


中村「あー、確かにw」




私達をハブくことに楽しみを感じている馬鹿な連中と、


それを遠くから見ているだけで止めようとしない弱い偽善者。


どちらも哀れきわまりない。


きっと皆こう思っているのでしょうね。




「私は何も悪くない」「俺は関係ない」


「関わりたくない」 「どうでもいい」


「庇っていじめられたくない」




今回のいじめの対象は私と鈴音だった。


これがもし、自分の友達だったとしても皆見て見ぬふりをする。そんなもんよ。


その程度で友達だ、親友だ、仲間だ、味方だほざくなんて…ほんっと虫唾がはしる。




玲「くっだらない友情ね」


赤羽「は？なに？殴られたりないわけ？」


玲「そっちこそ殴りたりないのかしら？」


赤羽「当たり前じゃん」


玲「今はやめた方がいいと思うわ」


寺坂「今さら怖じけづいてんのかよw」


玲「は？馬鹿なの？」




ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ



私が言ったすぐ後にチャイムがなった。





玲「こういうことよ」


寺坂「チッ…」




こちらを睨みながら自分の席に戻る。


ざまぁないわね。


そんなことを考えていると、机の中に一枚の紙が入っていた。


そこには、





　 「お昼に空き教室に来てね！
　 玲ちゃんとお話ししたいから！

　 by桜」





東条桜…あの女狐の方から呼び出しなんて…





手間が省けたわ。




お昼が楽しみになった。

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