【名探偵コナン】幼馴染？相棒？想い人？【ベイカー街の亡霊】

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『…わ、すご』






リアルだな。不謹慎だけど少しテンションが上がっちゃった。






「ロンドンの霧ってのは、水蒸気が凝結しただけの綺麗なものではなく、石炭や石油を燃やした煤煙が霧と複合してできたスモークのことなんだ」


「へー、こんな時代からスモークってあるんだ」








などと話していると急に悲鳴が聞こえてきた。

恐らくジャック・ザ・リッパーが現れた。



ほぼ同時に駆け出した私と新一はジャック・ザ・リッパーの元までくる。






「やめろ！」







逃げ出したジャック・ザ・リッパーに向かって新一がキック力増強シューズでアルミを蹴るが不発。







「…え………あ、いた……！！！！」


「大丈夫コナンくん？」


「う、うん…」


『博士の発明品、ゲームの世界じゃ使えないんだね』







自分のメガネを弄りながら言った。アンテナは伸びるけどただそれだけ。




と、そこに先程殺されてしまった女の人の遺体を見つけて叫んだ人がひとり。

このゲーム英語設定なの？と思ったのも束の間、日本語で喋り始めた。







「まるで本物の世界だな」


「見るもの聞くもの、肌寒さも全て本物です」


「足の痛さも本物だったぜ」


『あはは』








そしてまた人が女の人の遺体に近づいていく。







「おい、すぐにレストレード警部に連絡だ」







レストレード警部…？






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