【名探偵コナン】幼馴染？相棒？想い人？【ベイカー街の亡霊】

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私達はどうするべきかと橋で頭を悩ませていた。






『うー、寒い』


「これ着ろよ」


『え』








新一が着ていたジャケットを受け取る。







『でもコナン、』


「…俺長袖だし」








そっぽを向かれてしまった。

…変なの。







『…ありがとう』


「…おう」







そんなやり取りをしていたら、どこからか声が聞こえてくる。







「聞こえるかコナンくん、阿笠じゃ」


「聞こえるよ、博士！」


「よーく聞くんじゃ。そのステージでは傷を負ったり警官に捕まったりするとゲームオーバーになるぞ。今君達がいる場所はイーストエンドのホワイトチャペルじゃ。そこから…お助け……………」







話の途中でノイズのようなものが混ざり、聞こえなくなったと思ったら橋が崩れていく。



急いで橋から走り出した。そのまま落ちそうになっている子の手を咄嗟に掴む。

名前は確か、菊川くんだっけ。







「リン！」






私と一緒に新一がその子の手を掴み、蘭がもう片方の手を掴んで、それからみんなで引っ張り無事救出。

危機一髪だな、本当に。








「博士の声、聞こえなくなりましたね」


『きっと、ノアズ・アークに更新を切断されたんだと思う』


「じゃあ、僕達どうやってお助けキャラ探せばいいんです？」


「それならさっき警官が話してたろ、レストレード警部に連絡だってな」


「え、まさかあの話に出てくるレストレード警部？でもあれはコナン・ドイルの推理小説に出てくる人物でしょ？」


「このゲームは現実と小説を混ぜてある世界なのかもね」


「じゃあお助けキャラって…」


「ああ、いるはずだよ。あのシャーロック・ホームズが」







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