# ページ17
下駄箱につくと
「涼太おはー！」
「あかり、おはよ」
「どーした？
ピンク色のうちわ持って？」
「好きな子に借りた」
「朝からお暑いのねぇ〜〜
この暑さは涼太達のせいだったか！！」
「それはない！」
「へー？
ってか涼太あまい香りする。
女子みたいな！もしや性転換した？」
「あほ！」
「…………^^」
「なに？そんなにやついて」
「上手くいってるなら良かった！」
「…………今まで楽しく話してたのに
急に態度がドライになるのは
なんでだと思う？」
「なにそれ？」
「わからん！」
「あ、あの子のこと？」
「…とは言ってないけど？まぁ…」
「涼太ちょっとこっちきて」
「ん？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
廊下の隅に行くと
「朝涼太があの子に会ったら嬉しいように
涼太のこと好きな女の子たちも同じように
涼太に会えたら嬉しいんだよ。」
「？？」
「だから！遠慮したんじゃないの？
好きな人が他の子と一緒にいるとこ
見るのって辛いじゃん？
そうゆうのにあの子
気づいたんだと思うよ」
「そんなのわかんないだろ」
「涼太ねぇ自分がどんだけモテてると
思ってるの？わかってるでしょ。」
「………」
「あの子と話したらダメって言ってる
わけじゃないよ？
ただあの子だってそれなりに
周りに気使ったりしてるの。
その優しさはちゃんと理解しなよ？」
「誰かを傷つけることになっても
それでも一緒にいたいって思うよ俺は」
「どんだけ好きなの！あの子のこと。」
「その顔もあの子にも見せたいわ〜〜」
「しょうがないじゃん。」
「まーねー明後日で夏休みだしがんばれ！
ふられても肩かすからさ！」
「いつもふられる前提だな俺は笑」
「大丈夫、大丈夫！」
「…ありがとなあかり。
モヤモヤとれた気する」
「うん！じゃぁ教室いこっか。」
「ん！」
彼女のうちわで、扇ぐと
ふわっふわっと彼女と同じ
あまい香りがする。
セミの鳴き声が聞こえると
さっき彼女と話した会話を思い出す。
隣にはいないのに
隣にいるみたいに。
「げ！！涼太！
顔がにやけてるよ！」
「……………ほっといてくれ//」
「あーやだやだ。なに考えてんだか！」
さすがあかり、幼なじみとして
俺のことよくわかってるやつだな。笑
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luvyt49(プロフ) - 続きがみたいです (2019年4月11日 17時) (
レス) id: 8135c1fd36 (このIDを非表示/違反報告)
まなよせ - めっちゃ面白いですね！！続きが気になります！ (2017年12月31日 21時) (レス) id: a4282a6fe2 (このIDを非表示/違反報告)
りり - 読みました！続きがめっちゃ気になります(^ ^) (2016年3月7日 21時) (レス) id: 1d71a91582 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ( ¨? )(プロフ) - 凄い続きが気になるお話で更新楽しみにしてます(´；ω；｀) (2016年2月25日 0時) (レス) id: 85b2a694dc (このIDを非表示/違反報告)
片寄あっていこ！(プロフ) - コメントありがとうございますm(。≧Д≦。)mそういって頂けると、とっても嬉しいです(〃∇〃)頑張りますのでよろしくお願いいたします(。´Д⊂) (2015年11月2日 21時) (レス) id: da0395f88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：片寄あっていこ！ | 作成日時：2015年10月31日 20時
