love store…xx 2片寄涼太

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「彼女でもないのに
調子にのってんじゃねーよ！！」


って放課後。


部活も始まってるのに部活中に
先輩達の下駄箱の前に呼び出されて。

あいては13人くらい？
見たことある人もいれば
ない人もいた。


「片寄涼太くんのこと
好きで好きでたまらない？」



「はい？？？」




「涼太くんは私の物〜〜とでも
思ってんの？うざいんだけど」



「片寄涼太とは幼なじみなだけですが？」



「えー？幼なじみだからなに？
そう言えばなんでも許されると思ってんの？」




「片寄くんは残念ながら
あんたに興味ありませーん！」



ファングラブの人たちか？



「もう二度と片寄くんには
近づくんじゃないよ？」




「ほんとまじ消えて欲しい」


「あんた人一倍目障りだから！！」


「わかった？」


「わかったならそれ貸しな！」



「なんですか？」



「ラケット！おまえが二度と
うちらの前で調子乗らないように
してやるから！」


「はい、早くラケットちょうだい？」



そう言う先輩の手には
ハサミを持っていた。









「なんなの。そんなに涼太が好き？
でも涼太は絶対先輩らのこと好きに
なりませんよ！！！

ガットは切っても構いません。
ラケットも傷つけても構いません。
どうぞお好きに！！」



ラケットを差し出して
そう強く言い返すと

先輩たちはなぜか
あかりの後ろを見て

驚いている顔をしていた。

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