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6パック ページ7

今日はバレー部の人達は公欠やないらしい。



だから隣の北くんもちゃんときた。



北「A。」



『ん?』



北「昨日のノート見せてくれへん?」



『あ、いいよ〜。』




はい、と言って現文のノートを渡す。




ありがとう、と言って北くんは受け取る。


こういうのも隣の席の特権ってやつなんやろうか。





なんか嬉しくなった私はちょっとスキップをしながら牛乳を買いに行った。





治「Aさん…。なんや嬉しそうですけどスキップはちょっと恥ずかしくないですか?」




『あ、治くん。』




治「なんやあったんですか?」




聞いてくる治くんにブイサインしながらドヤ顔で



『聞いて驚け!北くんにノート貸したったんや!』



と言うと治くんはどうでも良さそうに手元にあるパックジュースに目線をうつす。





治「あー、そうなんですね。」




『絶対興味無いやろ。



はー、もう…治くんほんま冷たいんやから。』





治「Aさんは北さんと付き合いたいんですか?」




『え?まぁ、好きやし、そうなれたらいいなあとは思うけど…なんで?』





そう聞くと治くんは「そうですか」とだけ言って帰っていった。






『…?なんやろ。』






侑「Aさん。」






急に後ろから肩に手が回される。



『うわっ、侑くん。あんたヌルッと登場せんといてや。ビビるわ。』





侑「サムと何話しとったんですか?」




『え?いや、北くんと付き合いたいんかって聞かれたからそうだねって言ったらどっか行ったんよ。』





侑「へー…。



なぁAさん。





サムがなんでそんなこと聞いたか分かるか?」






『え?んー…




はっ!!!!ま、まさか…』








治くんって…


























北くんのことがすきなんや…!!!?????






『…あかんわ、負けてられんわ。』




侑「え?」





『侑くん!治くんに言うとって!私負けへんから!!!!!!』







侑「え、あ、いや、Aさん?」





呼び止める侑くんの声も聞かず私は走って教室に帰った。







北「なんや、そんな急いで帰ってきて。」




『き、きた…くん……。わ、私…頑張る…から…』




北「とりあえず深呼吸しいや。」

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ワッキー - 北さんが、ちょーかっこよかったわ!! (2023年4月21日 17時) (レス) @page31 id: a8cf9029ad (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - すぎっ゛っ゛!! (2022年4月4日 21時) (レス) @page31 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
るるせ - 読ませていただきました!面白かったです〜〜!! (2020年12月12日 11時) (レス) id: 377e001d17 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 確かTikTokでこの動画出してませんでしたっけ?イラストで、それ見て飛んできたんですけど、好きすぎて爆発しそうやったwさくささんのも読もうと思っとります(˘ω˘ ) (2020年11月15日 2時) (レス) id: 70a95d9a91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 私は関西の者なのですがそれほど違和感も無く読ませて頂きました!!エセに感じなかったです!強いて言うならば「だめやぁ」やったかな?の所を「あかん~」など使えばさらに関西感でて物語に入り込めると思いまし た!!素敵な作品ありがとうございます! (2020年8月24日 23時) (レス) id: 8d31ac980f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マツコ | 作成日時:2020年6月1日 0時

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