私が牛乳を飲む理由【北信介】

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北くんのために身長を伸ばしていること、


つまり北くんが好きだということを宮治に
バレてからは散々だった。





なぜかって？






それは…





侑「Aさん！！」





もちろんこいつ。


宮治の片割れ、宮侑に目をつけられたのだ。




『なんや侑くん。』



侑「身長伸びました？」



治「おいツム、見てわかるやろ。そこまで伸びてへんで。そんな毎回聞いたら失礼やろ」




貴方も大概失礼だぞ、治くん。




この2人にちょくちょく話しかけられるようになったせいか、北くんからもよく話しかけられるようになった。





あの双子が部活中に私の話をしているらしい。




北「ほんまいつもすまんな、双子が。」



『いや、全然。


ていうか北くんが謝ることやないし。



……なんかあの二人のおかんみたいやね』




ア「なんでやねん」




バシッとアランくんに背中を叩かれる。


ナイスツッコミやな、アランくん。
今日もキレキレや。()



そして季節はもうインターハイ予選。



あの身長を伸ばす決意をして2年とちょっとがたった。





私の身長は157.3cm.

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