私が牛乳を飲む理由【北信介】

3パック ページ4

今日も私は牛乳を買う。




こんな毎日毎日嫌いな牛乳飲んで、



ほんとに私の身長は伸びてるんだろうか。




ため息をついて出てきた牛乳を取ろうとすると
隣にいた男の人に話しかけられた。




？「牛乳いつも飲んどりますよね。」




『え？あ、はぁ…。あ。』




顔を上げると声の主はあの有名な宮治。



双子で有名人ですごく人気がある。



近くで見たのは初めてだけど、人気があるのも納得いくくらいかっこええ。



治「あ、すいません。急に。北さんのクラスで見たことあってよう牛乳買うてるとこも見たことあったんで、つい。」



『そう、なんだ。』





やばい。




こんな間近で話してたら私は宮兄弟ファンに


暗殺されるのでは…？？？




治「身長のばしたいんですか？」




『…やっぱりそう見える？』




治「はい…えっと、」




『あ、南野Aです。』




治「Aさんは女子なら平均的な身長やないですか。なんかスポーツしとるから伸ばしたいとかあるんですか？」



『いや、私部活はしてへんけど…』




まさかあなた達の先輩のためですよなんて言えない。



治「あ、北さんといい感じの身長差にするため、とか？




なーんて、



…え？」




『なっ…なっ…！！！！


ア、アランくんでも分からへんかったのに！！！』




治「冗談で言うたんですけど…」





宮治、エスパー説を、


私はおしていきます。

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