27パック ページ28
Aside
目が覚めると、そこは病院で。
体を起こすと、1人部屋みたいで、誰もおらんかった。
『こういう時って、どうしたらええんかな、』
その時話し声が聞こえた。
「うわ、花買ってきたの?俺もなんか買ってくればよかったな〜」
「母親に持たされたんだよ…。」
この声って、
ガラッ
『佐久早くん!古森くん!』
古「…!!Aさん!!!!」
佐「!!!いつ目覚めたんだよ…!」
『い、いまさっき?ねえ、こういう時どうすればいいんやろうか』
古「な、ナースコール!!」
『あぁ!なるほど!』
その後ナースコールを押すとお医者さんと看護師さんがきて、簡単な質問で検査をされた。
医「じゃあ、お母様が近くのホテルに泊まってるそうだからこちらから連絡しておくよ。
君の携帯、警察から壊れてると聞いたからね。」
『あ、はい。ありがとうございました!』
壊れたのか、携帯。
やばいなぁ、でも卒業前でよかった!
みんなの連絡先また聞かなあかんわ。
佐「なんなのお前。事故った人には見えねえんだけど。」
古「やばくないですか!?骨折もしてなければ検査も異常なしって…頭にはちょっと傷ありますけど…」
そう、私は全く骨折もしてない。
怪我といえば頭を強く打ったせいですこし切れてしまい血がかなり出たくらいで頭には包帯を巻いているがそれ以外は全く異常がなかった。
あれ、もしかして牛乳のおかげ?
なんやろ、北くんのためにしとったことが
結局自分を守ったんや。
ん?つまり北くんが私を守った!!!(違う)
『あ、ていうか2人は学校帰りか?制服やけど…
ありがとうな、わざわざお見舞い来てくれて…。』
古「いや、こっちこそありがとうございました!Aさんのお陰で俺ら傷1つなかったんですし!ほら、佐久早も、」
佐「…ありがとう、A。」
『くぅっ…2人とも可愛いから何回でも守ってやるわ…』
佐「通常運転だな。」
古「そういえば、退院したらすぐ兵庫帰りますか?」
『うん!学校にも行かなきゃいけないんだよね…一応週一だけど登校しなきゃいけなくて、』
古「じゃあ携帯買い直したら連絡先交換してください!電話番号教えとくんで!」
『ええの!?嬉しい〜!』
古森くんが紙に電話番号を書いてくれた。
佐久早くんの付きで。
2人がお見舞いに来てくれた次の日に私は無事退院して兵庫に帰った。
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ワッキー - 北さんが、ちょーかっこよかったわ!! (2023年4月21日 17時) (レス) @page31 id: a8cf9029ad (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - すぎっ゛っ゛!! (2022年4月4日 21時) (レス) @page31 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
るるせ - 読ませていただきました!面白かったです〜〜!! (2020年12月12日 11時) (レス) id: 377e001d17 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 確かTikTokでこの動画出してませんでしたっけ?イラストで、それ見て飛んできたんですけど、好きすぎて爆発しそうやったwさくささんのも読もうと思っとります(˘ω˘ ) (2020年11月15日 2時) (レス) id: 70a95d9a91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 私は関西の者なのですがそれほど違和感も無く読ませて頂きました!!エセに感じなかったです!強いて言うならば「だめやぁ」やったかな?の所を「あかん~」など使えばさらに関西感でて物語に入り込めると思いまし た!!素敵な作品ありがとうございます! (2020年8月24日 23時) (レス) id: 8d31ac980f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マツコ | 作成日時:2020年6月1日 0時