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私一人で ページ3
『…マジ？行けなくなっちゃったの？』
《本当にごめん…急遽仕事入っちゃってさ…今日の埋め合わせはいつかするから…本当にごめん》
朝、今日のデートの為に早起きしてバッチリメイクもして気合い十分で
そう彼から電話が来た
ヒロは公安だし、こういう事もあるって思ってたけど、いざそうなると結構辛い
だからと言ってヒステリックに騒ぎ立てるのは流石に頭おかしいからやらない
とりあえず罪悪感で潰れそうなヒロを助けますか
『大丈夫だよヒロ、埋め合わせはいつか、ぜっっったいして欲しいけど、忙しいのは知ってるからさ、そんな思い詰めないでよ』
それに、私だってドタキャンする時あるし、お互い様
と ヒロに言う、これで立ち直ってくれ…君ならいけるよヒロ()
《本当…女神かな…好き》
『私はヒロのこと大好きだよ』
《はぁ…愛してる》
『私の更に上を行くか…』
そう言うとスマホからヒロの笑い声が小さく聞こえる
マジLOVEだよ、ヒロ
《それじゃ…また連絡するね》
『はーい』
プツンと無機質な音が鳴る
さて、このチケットはどうしようか
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作者名：ミルクティー信者 | 作成日時：2023年8月11日 17時
