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やっと追いついた。さっきの女性はゼロと体術やらなんやらでやり合っている様子だ
オレはすぐさま持っていた拳銃を構えた
「ゼロ！ズレて！」
暗かった廊下が月明かりで照らされる
さっきははっきりと見えなかった女性の顔が顕になった
銀髪にオッドアイ
組織にいた時、噂で少し聞いたことがある
ラムの側近キュラソー
女性は不敵な笑みを浮かべ素早く振り返り窓に向かって走り出した
ゼロと風見さんが声を上げる
降「ヒロ、風見、僕はアイツを追う」
ここは任せた と言ってゼロは走って行ってしまった
さっきの女性は組織のメンバーだ
オレ、やらかしたかも…
変装もなんもなしに…
風見「あの、諸伏さん？」
「ごめん風見さん…やらかした」
せっかくAとデートの約束したのに、これじゃ行けない
巻き込むのだけは嫌だから
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作者名：ミルクティー信者 | 作成日時：2023年8月11日 17時
