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鬼「松田ァ!?」
びっくりした…え、何
私は驚いてその声がした方に近づくと、拳銃を解体してる人がいた…
え?解体?何してんだコイツ
鬼「拳銃訓練は中止だ中止!
全員装備返却!松田はそこに立ってろ!」
鬼塚教官がそう叫び、全員が拳銃と持っている弾を全て返却する
『ねぇヒロ、なんかすっごい事になっちゃったね』
景「そうだな…このままこれ以上の事が起こらないで終わって欲しいけど」
鬼「えぇ!?銃弾が1発返却されてない?!?!
本当ですか!?」
「はい!全ての拳銃を保管庫に戻した際に数え直したんですが…
実弾が1発だけ足りませんでした…
まぁ、全てと言っても松田の拳銃はバラバラのままなので、まだ回収はしていませんが…」
鬼塚教官はさっき拳銃を解体した松田って人に何で組み立てて無いんだ!と怒鳴っていた
それにくすねた弾を出せとも言う
その人は重ねて無いよ、絶対に
そこへ天井の補修工事をしている従業員達が鬼塚教官に作業チェックを…
と、話しかけていたが、鬼塚教官はそれどころじゃなくて
作業員達の声は聞こえていないようだった
『鬼塚教官、弾は必ず返却致しますので、ここは私に任せて天井の作業チェックに行かれては?先ほどから作業員の方が後ろにいらっしゃいます』
鬼「そ、そうでしたか、申し訳ない
さぁ、行きましょう
球を自主的にさし出させるんだぞ!」
『はい!』
松「あんだよ、テメェも俺を疑ってんのか?」
『いや、君は取ってないでしょ』
松「ああ…」
『だったら堂々としてて、私が取った人を炙り出すから…』
すると後ろから零に肩をポンと叩かれる
零「甘いなぁAは
疑いを自分で晴らさないと彼も父親のようになってしまう…」
松「てんめェ…親父の事を知りもしないで…」
やめろ零、これ以上火に油注ぐな…と言った時にはもう遅く、松田って人は零を殴り倒した後だ!と叫んで零に殴りかかろうとした
でも、それはバキッという音で中断された
天井に穴が空き、従業員が落ちて来た。鬼塚教官はその落ちて来た従業員を受け止めようとして従業員の命綱に首が絡まってしまった
『鬼塚教場の班長は』
「俺だが」
『この場は任せる、私は他の教官にこの事伝えてくるから』
そう言って訓練場を飛び出した
外にいる適当な教官にさっき起こった事を話し、医務室から必要になりそうなものを適当に持ってく
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ミルクティー信者(プロフ) - ウルさん» コメントありがとうございます!不定期投稿ですが頑張ります!! (2023年4月30日 23時) (レス) id: d01bdc629c (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 頑張ってください!応援してます (2023年4月30日 23時) (レス) @page3 id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクティー信者 | 作成日時:2023年4月29日 22時