10話 ページ11
家に帰る途中新一君の家…工藤邸に訪れていた
元々工藤夫妻と面識のある私は工藤邸の掃除を定期的に任されている
まあ、今工藤邸には"昴"が居候してるから私はそんな結構な頻度でこなくても大丈夫、でもあの家広いからアイツ1人じゃぁ出来っこない、だから私も行く
でも今日は掃除をする為にいくんじゃない、新一君の指紋を取りに行く為だ部屋と書斎に新一君の指紋が残ってると思うからね
結構時間かかったけどやっとついた合鍵があるのでそれを使って中に入る
『昴〜？』
昴「Aさんじゃないですか、どうしたんです？」
『そのキャラキッショ』
無言のまま私の事を見つめて来る阿保は放っておいて
私は新一君の部屋へと足を進める
なーーーんか刑事らしからぬ事をしてると思うけど
まあ、許してほしい
だって気になるんだから
『初めてやる作業だけど、出来るかな〜』
いつも鑑識課の人達がやっている事を思い出しながら
こんな感じかな〜とゆるい気持ちで指紋を採取する
後から来た昴になにしてるんです？と声をかけられたが流石に昴にも言えないな
だから秘密なんて言って誤魔化しておいた
『とりあえず本人のか分からなかったから結構取ったぞー』
昴「刑事らしからぬ行動ですね」
『やめてよ自分でも思ったんだから』
では辞めれば？と言って来るがそれとこれは違うのだよ昴君と言ってお腹すいたからご飯食べたいね？お兄ちゃん♡なんて言ってやる案の定こいつ気持ち悪みたいな顔してた
昴の顔が崩れるところを見れたから結構満足
昴「カレーでよろしいですか？」
『甘口で』
昴「注文が多いですね…」
『従兄妹のよしみで許して秀ちゃん』
昴「私の名前は昴ですよ、Aさん」
『おっと口が』
誰が聞いてるか分からないですから、なんて目で訴えて来る昴は相当心配症なのかね…よしめっちゃ秀ちゃんって言ってやる、日ごろのストレスお前にぶつけてやる！！
って思ったけど秀一は私にだけ容赦ないからやめておこう命を失いたくはないのさ()
ご飯を食べた後、昴にこの事私達だけの秘密だよ？と釘を刺しておく、もしかしたら人に…あの子に話すかもだからね、だって、知られたら私変な奴かと思われるじゃん！！
工藤邸を出て数分私はとある人物に電話をした
『１コールで出るって暇なの？』
《うん、ひまぁ》
『そう、今からポストに指紋を入れるから、それが一致するか調べて欲しい』
《りょーかい》
『頼んだよ、春』
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ミルクティー信者(プロフ) - ウルさん» コメントありがとうございます！不定期投稿ですが頑張ります！！ (2023年4月30日 23時) (
レス) id: d01bdc629c (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 頑張ってください!応援してます (2023年4月30日 23時) (レス) @page3 id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクティー信者 | 作成日時：2023年4月29日 22時
