10話 ページ12
フェージャも席に着き、手を合わせて各自食べ始める。
冷たくても美味しい母様の作るおやつは流石としか言えない。
「シグマさん、口の周りに付いてます」
「ん、すまない」
フェージャがナプキンでシグマの口周りを拭う、尊いの塊じゃないですかね、私産まれてきて良かった。
「フューラン、なんて顔をしてるんです」
『私、二人と家族で良かった…』
「ぼくもですよ、ほら。早く食べて貰った宿題のプリントでもやりましょう」
『そうだね、算数のプリントらしいからすぐ終わるかも』
転校初日、早速貰ったプリントを頭に浮かべながら話す。
内容は足し算やら引き算のとても簡単なものだった
掛け算や割り算は出てこないみたいなので結構つまらないプリントだ。
黙々と私たちがアップルパイを食べていると玄関の開く音がした
「たっだいま〜!!!皆んなのお兄ちゃんニコライが帰ってきたよー!!」
『めんどくさいのが帰ってきた』
「さっさと手を洗っておやつ食べてください」
「静かに帰ってきてくれ」
一番上の兄が帰ってきた。
時計の針は四時半を指しており、部活をしていない彼は早く帰ってこれるのだろう
「三人とも当たりキツくない?」
『ニコラーシャが煩いからですよ』
飲んでいた紅茶をソーサーの上に置く。
「私の分の紅茶は〜」と体をくねらせながら擦り寄ってくるニコラーシャは少しばかりうざい
私達より年齢上なんですから御自分でやられたらいいのに
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推しってさ、天使だよね - うぉっふてぇてぇの塊っすか!!!!!てぇてぇですぅぅぅぅ!!!作者様ありがとうございますぅぅぅぅぅ!!!! (12月10日 10時) (レス) @page19 id: e0f025f7f7 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - 可愛いぃぃ!我が推し達が可愛すぎます! (12月8日 20時) (レス) @page18 id: 1666289728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクティー信者 | 作成日時:2023年10月16日 22時