【BL募集企画】純血の掟 (ページ4)

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九家-Ⅰ ページ4

◇一(にのまえ)家
八叉村の盟主的存在の家。掟の遵守や九家の力の平衡などを監視する役割と言える。家の約束に、結は必ず特定の一人とのみ交わし愛し合うことが定められている。破った者は厳しい制裁が下される。

【色】
髪:蒸栗色
目:苗色または緑青色

【容姿】
中性的な顔立ちで、目は奥二重
骨格の問題で男らしく逞しい体つきにはならないが、筋肉はつきづらい訳ではない。
瞳の色素が薄い者が多く光が他の九家の者たちより眩しく感じる。
大体の者がとても健康で長寿なため、年齢層が幅広い。
観察力と動体視力が長けている。

【性格】
・盟主をさせてもらっているだけあり精神も強く頑固だが、その分一度精神が崩れて仕舞えば忽ち不安定になってしまう。
・通常は一歩後ろでみんなの意見を聞いているが、その場を仕切るとなれば議事を進行するなど本領を発揮する。
・器が大きく大抵のことは許してしまう者が多いが、駄目なものは駄目とはっきりしており、その際は絶対に譲らない。
・特定の一人とのみ愛し合うことが定められている上に掟の遵守もしているせいか責任感が強い。
・一途で愛が重く、その分寂しがりである。

【その他】
・どんなに小さな約束事でも重んじ、その際は“指きり”をする決まりがある。九家に対し十本の指の、あまった小指は大切なものと考えられている。その為か、初夜の末に晴れて結をした暁には一家の者が相手に己の小指を片方切り落として送るということも昔にはあったようだ。
・定まりを破った者への制裁は“指を全て切り落とす“ “目をつぶす“など残酷。
・一族兄弟たちへの愛も大きく、結が出来るまでは良い父親兄弟である傾向があり、そのため誰かの命日には必ず黙祷をする。
・九家の方達との交流を大切にしており、例え肌に合わない相手がいても定期的に各家を巡る。
・過去、駆け落ちの事例がある。