taking care of half-animals◆purple26◆ ページ42
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ってかさ、今更だけど
潤もアレなっちゃったんだな
そんでさ
どうなったのか
俺、全然聞いてないんだけど(笑)」
キッチンからビールを持ってきてソファに腰掛けると、プシュ！と開けながら苦笑いしていた。
……………確かに(笑)
リョウが味方につきそうだという事と、言い争ってる間にアレになってた事を簡潔に伝えた位で、潤くんが戻ってきた。
耳もしっぽもちゃんと生えてんだね、
って子供みたいな笑顔で頭をごしごししながらリビングに戻ってきて。
その姿を見て、翔くんは顔を潤くんが居る方と逆に向けながら、また口元を隠してぷるぷる肩を揺らしていた。
「俺もビール飲もうかな〜♪」
しっぽをぴょこぴょこさせながらキッチンに向かう潤くんの破壊力はハンパなくて、翔くんと２人で顔を見合せながら口元をムズムズさせたのは、言うまでもなく。
…ニヤニヤが止まらない(笑)
「ソレ激しく同意(笑)」
こっそり２人で乾杯をした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「あっ！そう言えば！」
潤くんが２本目のビールをプシュ！とさせながら、キラッキラの瞳で翔くんを見た。
さすがに半分化けてる状態だからか、潤くんはほろ酔っている感じで。
「あのね？
俺も耳としっぽ
もふられてみたいんだけど…」
ちびちびとビールを飲みながら、上目遣いで翔くんに言う。
ほろ酔いのお陰でピンク色になった頬が、可愛らしさをプラスしていた。
翔くんは一瞬大きく目を見開くと、
ふぅ…と長めに息を吐いておでこに手を当てて俯いた。
「俺…
俺に言うのかよ…///
A！！！
おまえだろっ！！！
何か潤に吹き込んだな！！！
あんなおねだりされて！！！
俺が断れると思うのか！！あぁ！？」
オーマイガー！みたいに顔を天井に向けて両手を広げて叫ぶと、キッ！と私を睨みつけた。
…思ってない(笑)
でも潤くんも
本気で言うと思わなかった(笑)
「えぇ、えぇ、でしょうよ！
そうでしょうな！！！
その提案を横で聞いてたとして
俺だって言うと思いませんね！！！
なんだ？なんなんだ？
これは夢か？夢なのか？
なにこれなんのご褒美なの！？」
両手の甲で目をゴシゴシしてる翔くんが、不憫でならなかった…(笑)
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黒衣(プロフ) - dswkmaiさん» コメントありがとうございます！わぁぁ！嬉しいです( 〃▽〃) 「今までにない感じ」←コレ最強に嬉しいです！楽しんで頂けるように頑張ります！( 〃▽〃) (2016年6月16日 23時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
dswkmai(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく見させて頂いております！ドキドキ感とワクワク感が今までにない感じでとっても面白いです！これからも楽しみにしております!!!! (2016年6月16日 22時) (レス) id: 4b4ca81c6c (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - カリンさん» わぁぁ！ありがとうございます！！コメント嬉しいです！( 〃▽〃)楽しんで頂けたなら嬉しさ倍増♪頑張ります！ (2016年6月13日 7時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - はじめまして！一気に読ませていただきました！とっても面白い！！そして、みなさま可愛すぎ！更新、楽しみにしてます！ (2016年6月13日 0時) (レス) id: 2f19a53cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年5月21日 1時
