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不思議なことに、カラダの外っ側は頑丈で丈夫なのに、中身が弱いオレ。
シップの実験機を乗り回して失敗して吹っ飛ばされて転がり回ってもケガとかしないのに。
センターで時々流行る病気には一発ＫＯされちゃう。
だから、潤ちゃんにはめっちゃお世話になってるし、オレ用の薬棚まで作ってくれちゃうくらいに心配かけてる。
リーダーがいくら頑張ってくれても、オレのクローンの中身が弱い部分は改善されなくって。
でも、センターのお偉いさん達は、オレの技術力と発想力が惜しくて、何回も何回もクローンを作らせてるんだって翔ちゃんに謝られたことがある。
翔ちゃんが眉毛を下げる度に「この人バカなんで気にしてませんよ」っつって……ニノが。
オレじゃなくてニノが。
でもオレはホントに気にしてないし、実験もいっぱいできるし、新しいモノいっぱい作れるし……Aにも会えるし。
それに、ニノも翔ちゃんも潤ちゃんもリーダーも、ずっと一緒にいてくれるから良いかなって思うトコもあって。
それに、翔ちゃんが乗れるようなモノを作らないといけないし。
ってかオレ以外のヤツに作れると思えないし、オレ以外のヤツが完成させんの気に入らないし。
その為ならオレ頑張っちゃうよ！って言っても、翔ちゃんの眉毛は下がるばっかだけどさ。
でも、全部本当。
オレの目が届かない場所に行っちゃったAには激おこだけどさ。
でも、Aにもやり遂げたいことがあって、オレにもやり遂げたいことがあって。
それには、拠点が必要で。
オレには
Aには実地調査と実機試験とデータ集積がすぐに出来るＯ地区が必要で。
「……ま、しゃーないか」
「どした？」
「あ、翔ちゃん」
いつの間にかラボに来てた翔ちゃんが、オレの横に立つまで全然気付かなくって。
嬉しそうだけど困ってるみたいに眉毛を下げて、優しい目をオレに向けてくれる翔ちゃんを見てると、昔からのクセで甘えたくなってくる。
「考え事？」
「ん〜、どうしたらいいかなって」
AがＯ地区に行っちゃってることを翔ちゃんに言ったら困らせるだけだって分かってるから言えないけど。
オレのカラダのこととかなら話してもいいかなって思ったんだ。
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黒衣(プロフ) - pandakoさん» コメントありがとうです^^ こんな訳分からんお話を大好きだと言って頂けるなんて…！ありがとうです！書いてる私が迷子になってたのに(笑) そして勝手に私祭り(笑) なにしてもらえるんだろ〜？(笑) こちらこそいつもありがとうです！(*'ω'*) (2019年6月19日 2時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
pandako(プロフ) - どうしましょう。大好きなお話しが終わってしまいました(´；ω；`)寂しい気持ちを埋めるためには、"勝手に黒衣さん祭り"を開催しなければ！寝る間を惜しんで祭りに突入です(*≧ω≦)いつも素敵なお話しをありがとうございます。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: 84ef7d4572 (このIDを非表示/違反報告)
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