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そんなタイミングで翔ちゃんからメッセージが届いた。
Aと『まーくん』に、ちょっと待ってもらって、オレはその中身を確認した。
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相葉くん、そろそろ見つけた？
大昔からの言い伝えによると、
神様の言葉を伝える存在として
巫女と同じように
『御使い』とか『使い魔』という
ものがいたらしいよ。
それは大体が生き物のような
形状をしていたみたいなので
相葉くんが見つけたその子も
『御使い』とか『使い魔』という
存在に出来るんじゃない？
巫女の谷は元々神秘的な場所だし
そこにいる生物が更に未知の物なら
人間達に信じてもらうのも
簡単なんじゃないかと思うんだ
それにクローンデータは
あの人が持ってるから安心して？
それに人間のクローンよりも
長寿らしいから
彼女のことも守ってくれるはず
報告、待ってるね
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届いたメッセージをAにも確認してもらって、そういうことかと目を合わせた。
それなら確かに良いかもしれない。
まるで神様でも居そうな場所に、今まで見たことも無いような大きくて美しい生き物。
そこに居るのは、天使の梯子が掛かるのを予見する巫女。
今までより、彼女を守ってくれるに違いなかった。
「……あれ？」
『ばうっ！』
「えっと……」
「どうかされましたか？」
でも、オレ。
大事なトコ聞き逃すとこだった。
「この子がいれば、寂しくないって、どうして？」
「あ……」
「それに、この子の名前、どうして『まーくん』なの？」
「あ、えっと……」
オレの予測が正しいなら。
Aは寂しいってこと。
寂しくないように生まれたこの子が『まーくん』で、それで少しは寂しくなくなるんでしょ？
「ねぇ、A」
「……はい」
「どうして？」
『ばうわうっ！』
人懐っこい顔した『まーくん』が、遊んでって言ってるみたいにオレの傍に来て、ぴとっとくっついてきた。
撫でながら気付いたけど、黄金色だと思ってたこの子のモフモフは、オレの髪色にそっくり。
オレを……オレのマスターの
オレと『まーくん』が同じ毛色をしてて……瞳の色まで一緒だなんて。
コレ全部が偶然ですよとか、絶対に言わせないよ。
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黒衣(プロフ) - pandakoさん» コメントありがとうです^^ こんな訳分からんお話を大好きだと言って頂けるなんて…！ありがとうです！書いてる私が迷子になってたのに(笑) そして勝手に私祭り(笑) なにしてもらえるんだろ〜？(笑) こちらこそいつもありがとうです！(*'ω'*) (2019年6月19日 2時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
pandako(プロフ) - どうしましょう。大好きなお話しが終わってしまいました(´；ω；`)寂しい気持ちを埋めるためには、"勝手に黒衣さん祭り"を開催しなければ！寝る間を惜しんで祭りに突入です(*≧ω≦)いつも素敵なお話しをありがとうございます。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: 84ef7d4572 (このIDを非表示/違反報告)
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